今日は木曜ランチョンの様子から。
今週のメニューボード

今週は勤務のローテーションの関係で従来と同じ木曜に集まった。しかし在宅もいるのでフルメンバーではない。実に久し振りにロコモコ氏と会話した。やはり、私が抜けた後に引き受けざるをえなかった職務には不慣れなところも、また会社の中においても微妙な職種ゆえ、いろいろと悩みも多いし、一方においてはスタッフからの突き上げもあって苦労しているようだ。
話題はやはりコロナ対策の勤務体系の件から始まった。システム子会社の場合は殆どがPCで仕事ができるためテレワークで遅滞なく業務ができている。が、親会社は紙の資料などオンラインにならない媒体を相手とした業務が多いため在宅勤務率は低い。もちろん、会社側はセキュリティを重視しつつ自宅からデータ共有できるクラウド・ストレージなどを準備している。
ビッグ・チキンカツ デミグラスソース
先週はウィークリーがお休みだったが今週からは復活。


ストレージが共有されて自宅で資料が参照でき、その個人が職責を全うできても次に繋がらないという話があった。要は、仕事のプロセスが合理的でないという話だ。例えば一人が確認した書類を少し上席の確認者に送って二次チェックをし、最終的には管理者の最終確認を得るというプロセスが多いのだ。これはどこの会社でも直面している問題だろうと思う。

一つのプロセスが終わると処理日を記して記名・押印するが、この判子が無いと次には進めない仕組みとなっている。これがネックで結局は自宅で作業を終えた翌朝に出社して押印し、次工程の作業者に引き継ぐということを延々と繰り返す。こんな状況の話には皆一堂に首を傾げる。要するに押印するプロセスを割愛するか事後承認の格好で進めれば何の問題もないのだが。

次に、コロナ禍のためか人事異動が凍結され、それでも転職や定年で人が減るが、思うような欠員補充もしくは将来を見据えた人の配置が出来ずに困っているという話も。人事部が大局的なプランを示せないなか、減員に困った現場の管理者が前職や前所属から無秩序に人を勝手に連れてくれば良いという流れになっている由。これでは仲良し組の烏合の衆になるとの懸念。

この後も様々な話が続いたが紙面の都合上は全てを記せない。閑話休題。久し振りの大判のチキンカツには濃密なデミがかかり、ランチとしては久し振りに満腹になったし、これがまた非常なる美味であった。チキンにはウスター系か、あるいはピクルス・茹で卵・マヨネーズで作ったタルタルだろうと思っていたが、このデミもまた非常に合っていて美味しい再発見だった。
お店データ

Aloha Table 大崎 (アロハテーブル)
東京都品川区北品川 5-5-15 大崎ブライトコア1F電話:050-5589-6494
営業:月~金:11:30~15:00、17:00~23:00
土日祝:11:00~22:00
定休:無休(ブライトコアの都合により休業あり)
最寄:JR、りんかい線 大崎5分
今日の一曲

MIRAREから、クープランのヴィオール作品集。これらの作品は跡形なく消失したものと長いあいだ思われていて、そしてこの複写譜面は誰にも気づかれずにパリの国立公文書館の棚で埃を被っていたわけだが、これらの作品にはイニシャルF.C.とだけ署名されていてこれが作者識別のための唯一の手がかりだった。全編を通してシンプルで穏やかな旋律、モデレートな和声が美しい調和を見せるクープラン独自のダークな音世界が拡がっている。
(MusicArena 2008/12/24)
今週の珈琲
珍しくて殆ど情報がないが、虚心坦懐に淹れて飲んでみたら、これが非常に個性的かつ美味な豆だった。

中米のホンジュラスはコーヒーの生産国としては余り有名ではないかもしれないが、いや、なかなかに高品質で粒のそろった豆。少量生産ゆえになかなか市場には出回らないのでブランドも確立されていない。エル・ピカチョ農園は海抜1500メートルを優に超える高地にあって、それでも赤道に近いので高温多湿の気候。但し、標高が高いので昼夜の寒暖差が大きくコーヒー栽培には絶好の条件だ。Web情報によればここの農園主はファビアン・カナレスという人で、2015年からコーヒー栽培を開始したという。今回も焙煎はミディアム程度で濃くはないが、マイクロロットとしては非常に良い味に仕上がっている。酸味は割と強いが嫌味はなく、控えめな苦み、そして僅かだがフランボワーズのようなフレーバーがとてもリッチな気分を演出しているのだ。これは良い。
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