2007年 01月 29日
Shostakovich: Sym#1,2,3@Barshai WDR |
去年買ったこのショスタコ交響曲全集をツラツラと聴いているのは以前の日記にも書いたとおり。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/166390/ref=796930
順番をどうしようかと思案したが、頭から行くことにする。
交響曲第1番ヘ短調 作品10
交響曲第2番ロ長調「十月革命に捧ぐ」作品14
交響曲第3番変ホ長調「五月一日」作品20
1番はショスタコがごく若い頃の作品。レニングラード音楽院の卒業制作で1924年~1925年頃の作曲とされる。ショスタコの前衛性は前面には出ておらず聴きやすい作品。但し、度数の多い(9~12度くらいか?)対位法を多用するなど既に特異な歩調は聴いて取れる。4楽章形式のかちっとした作品。

2番はかなり大胆な一楽章形式の曲で、後半には合唱部を伴うドラスティックな作品。前半は殆ど調性の感じられない上下する弦セクションの回音(クラスタ)に管が単発的で離散的な有調性の旋律を刻み、気分は非常に不安定。ウルトラ対位法というのを使っているらしいがその威力をスコア無しで体感することはない。
一転して後半は体制賛美の原始ソ連を想起させる勇ましい合唱。ロシア語はよく分からないが世の解説によれば「これこそは旗、これこそは生ける時代の名。10月よ、コミューン、そしてレーニンよ」等と唱和しているらしい。
3番も2番と連続性が感じられる一楽章形式の曲。2番と違って前半は調性が感じられる大人しめの展開。Cordon Bleuさんに言わせればいわゆるミニマル系の乗りかも知れないがちょっとダルだ。後半はやはり政治的な賛美歌となっているが2番に比べればエネルギーは離散的で特徴が感じられない。何度聴いても捕らえ所がない曲で、聴く側の辛抱を要求する曲だ。ちょっと苦手。
一々録音評はしないが、元々が極めて透明な音質であり、昨今パワーアップしたeARの静寂感が更にプラスに作用し、驚くべきクリアネスを達成している。WDRの楽器群は素晴らしい音色と響きを持っている。以前にちょっとだけ感じていたざわつきが消えると演奏の重層感が明らかに増すのだ。
1日1回、ポチっとクリック ! お願いします。


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順番をどうしようかと思案したが、頭から行くことにする。
交響曲第1番ヘ短調 作品10
交響曲第2番ロ長調「十月革命に捧ぐ」作品14
交響曲第3番変ホ長調「五月一日」作品20
1番はショスタコがごく若い頃の作品。レニングラード音楽院の卒業制作で1924年~1925年頃の作曲とされる。ショスタコの前衛性は前面には出ておらず聴きやすい作品。但し、度数の多い(9~12度くらいか?)対位法を多用するなど既に特異な歩調は聴いて取れる。4楽章形式のかちっとした作品。

2番はかなり大胆な一楽章形式の曲で、後半には合唱部を伴うドラスティックな作品。前半は殆ど調性の感じられない上下する弦セクションの回音(クラスタ)に管が単発的で離散的な有調性の旋律を刻み、気分は非常に不安定。ウルトラ対位法というのを使っているらしいがその威力をスコア無しで体感することはない。
一転して後半は体制賛美の原始ソ連を想起させる勇ましい合唱。ロシア語はよく分からないが世の解説によれば「これこそは旗、これこそは生ける時代の名。10月よ、コミューン、そしてレーニンよ」等と唱和しているらしい。
3番も2番と連続性が感じられる一楽章形式の曲。2番と違って前半は調性が感じられる大人しめの展開。Cordon Bleuさんに言わせればいわゆるミニマル系の乗りかも知れないがちょっとダルだ。後半はやはり政治的な賛美歌となっているが2番に比べればエネルギーは離散的で特徴が感じられない。何度聴いても捕らえ所がない曲で、聴く側の辛抱を要求する曲だ。ちょっと苦手。
一々録音評はしないが、元々が極めて透明な音質であり、昨今パワーアップしたeARの静寂感が更にプラスに作用し、驚くべきクリアネスを達成している。WDRの楽器群は素晴らしい音色と響きを持っている。以前にちょっとだけ感じていたざわつきが消えると演奏の重層感が明らかに増すのだ。
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by primex64
| 2007-01-29 10:25
| Symphony
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