2008年 09月 01日
Schubert: P-Quintet ''Trout'' Etc.@Zukerman Chamber Players |
RCAレッドシールの新譜からズーカーマン率いるアンサンブルが弾く「ます」とモーツァルトの2番カルテット。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2717100
・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667『ます』
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493
イエフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ズーカーマン・チェンバー・プレイヤーズ
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ジェスロ・マーカス(ヴィオラ)
アマンダ・フォーシス(チェロ)
ジョエル・キャリントン(コントラバス)
ズーカーマンのRCAレッドシール移籍(?)第一弾だそうだが、元々このメンバーの顔ぶれはあちこちのフェスティバルなどでは既に有名であり、NHK-BSなどでも何度か放映されていた記憶がある。
ますの方は伸び伸びとした本来の曲想に忠実であるが、ズーカーマンの渋くふくよかな弓捌き、それとなんといってもブロンフマンの精細かつ統制の効いたピアノが光る。テンポは中庸ないし少々ゆっくり目だ。実に穏やかで肩の力が抜けた好演だ。
モーツァルトのカルテットの方は一転して溌剌として愉快、華やいだモーツァルトらしい解釈だが、基本は角張らない滑らかな展開、しかしべとついたレガートではなく清潔なマルカート基調の好演だ。割とテンポ取りは速めだが、急ぎすぎないモデレートな弾き込みでなんとも絶妙な疾駆感も味わえる。
どちらも円熟した演奏内容、盤石の演奏であり、安心出来る佳作に仕上がっている。大規模オケやコンチェルトの強い刺激に辟易した折りには口直しならぬ耳直しとして好適な一枚。
(録音評)
RCA Red Seal、88697160442、通常CD。録音は2007年5月、モントリオール、マギル大学シューリック音楽院マルチメディア・ルームとある。このレーベルはこのところ好録音を幾つか連発しており元気が戻ってきた感がある。
RCAレッドシールはSONY BMGが所有するレーベルであるが、ソニー・ブランド単体で販売されるCDとは音質は全く異なっている。どちらかというと渋めでブリリアントが少なく、荒れも少ない大人のサウンドである。昨今で名声を博したものとしてはジンマンTOZのマーラー・チクルスが挙げられる。あれらはSACDハイブリッドの落ち着いた高音質録音であったが、このCDにおいても渋さと奥深さは共通している。
右手の奥まった位置にピアノが明確に、しかし控えめに定位し、手前にはVn、Va、そして中間位置にVc(ますはCbも)が立体的に定位する。音色は前述の通り渋めでブリリアンスが少なく、落ち着いた音調だ。しかしよくよく聴くとボディ・マスがしっかりと押さられており、なかなかの解像度を持った太い録音だ。
どうもこの一連のSONY BMG盤は聴く環境により音質傾向が大きく変化するらしく、どこででも一定水準以上の音質が得られるとは限らないらしい。その点を含み置き出来るならお勧めできる好演奏・高音質盤である。
1日1回、ポチっとクリック ! お願いします。


http://www.hmv.co.jp/product/detail/2717100
・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667『ます』
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493
イエフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ズーカーマン・チェンバー・プレイヤーズ
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ジェスロ・マーカス(ヴィオラ)
アマンダ・フォーシス(チェロ)
ジョエル・キャリントン(コントラバス)
ズーカーマンのRCAレッドシール移籍(?)第一弾だそうだが、元々このメンバーの顔ぶれはあちこちのフェスティバルなどでは既に有名であり、NHK-BSなどでも何度か放映されていた記憶がある。
ますの方は伸び伸びとした本来の曲想に忠実であるが、ズーカーマンの渋くふくよかな弓捌き、それとなんといってもブロンフマンの精細かつ統制の効いたピアノが光る。テンポは中庸ないし少々ゆっくり目だ。実に穏やかで肩の力が抜けた好演だ。
モーツァルトのカルテットの方は一転して溌剌として愉快、華やいだモーツァルトらしい解釈だが、基本は角張らない滑らかな展開、しかしべとついたレガートではなく清潔なマルカート基調の好演だ。割とテンポ取りは速めだが、急ぎすぎないモデレートな弾き込みでなんとも絶妙な疾駆感も味わえる。
どちらも円熟した演奏内容、盤石の演奏であり、安心出来る佳作に仕上がっている。大規模オケやコンチェルトの強い刺激に辟易した折りには口直しならぬ耳直しとして好適な一枚。
(録音評)
RCA Red Seal、88697160442、通常CD。録音は2007年5月、モントリオール、マギル大学シューリック音楽院マルチメディア・ルームとある。このレーベルはこのところ好録音を幾つか連発しており元気が戻ってきた感がある。
RCAレッドシールはSONY BMGが所有するレーベルであるが、ソニー・ブランド単体で販売されるCDとは音質は全く異なっている。どちらかというと渋めでブリリアントが少なく、荒れも少ない大人のサウンドである。昨今で名声を博したものとしてはジンマンTOZのマーラー・チクルスが挙げられる。あれらはSACDハイブリッドの落ち着いた高音質録音であったが、このCDにおいても渋さと奥深さは共通している。
右手の奥まった位置にピアノが明確に、しかし控えめに定位し、手前にはVn、Va、そして中間位置にVc(ますはCbも)が立体的に定位する。音色は前述の通り渋めでブリリアンスが少なく、落ち着いた音調だ。しかしよくよく聴くとボディ・マスがしっかりと押さられており、なかなかの解像度を持った太い録音だ。
どうもこの一連のSONY BMG盤は聴く環境により音質傾向が大きく変化するらしく、どこででも一定水準以上の音質が得られるとは限らないらしい。その点を含み置き出来るならお勧めできる好演奏・高音質盤である。
1日1回、ポチっとクリック ! お願いします。
#
by primex64
| 2008-09-01 10:36
| Ensemble
|
Trackback
|
Comments(1)





店の外の写真はないがかなり地味で、知らなければ通り過ぎてしまうほどあっさりとシンプルな佇まいだ。店内は黒い木質系で落ち着いた内装で仄暗く、カウンター約12席というこぢんまりとしたもの。つけ麺がメインであり、ラーメンもメニューには二種類あるがサイドメニュー的な扱い。特筆すべきはつけ麺の種類で、スープの種が、塩、坦々、酸辣とあり、麺の量が200g、250g、300gから選べる。そしてそれぞれが冷やしと温かい麺が選べるというシステムだ。尚、麺の量による料金差は無しという良心的設定は近くに大学があって学生が多いことへの配慮か。
スープは動物と魚介のダブル系と見たが渾然一体、多少コロイド化しており出自は良く分からない。味自体は穏やかかつ旨味成分はたっぷりと出ているし、減塩・無化調を謳うだけあって刺激的な部分は一切無い。スープには具は全く入っておらず、多少の一味唐辛子と刻み葱、小型ナルト数枚が浮く程度。具は麺の方に乗っている(冷やしの場合は皿盛りの麺の上、温麺の場合は丼の湯の中)。冷やしの方の麺はかなり細く見た目に頼りないが、腰が十分にあって歯触りは良好、温麺の方はまま太くてガシガシしており相当に歯ごたえが楽しめる。出来れば冷やしでこの太麺を食べてみたいもの。
大きな器から小さな器へレンゲで付け汁を適宜注いで、そちらに麺を付けて食べるという流儀で、これは付け汁が麺の水分で薄まったり温度が下がるのを嫌ってのことと思われる。また、どうしても塩分が足りない場合にはカウンター備え付けのソルトミルで岩塩を削って足せばよい。麺がなくなる頃を見計らって自動的にスープ割りが配られる。で、残った付け汁を割る訳だが、これが実は一番至福であったりする。強烈な鰹出汁で塩付け汁を割った半透明の汁に麺をドップリと漬けてワシワシ食べたいのだが、麺は既に全て胃袋に収まった後なのだ。ちょっと切ない演出だ。出来れば最初からこの強烈に鰹の薫るスープを濃厚に煮出して供して欲しいもの。




