金曜ランチの様子から。
まずはビール
昨晩の関東は大気の状態が非常に不安定で、川崎やここ横浜では1時間に100ミリを超えるような猛烈な雨が降った。未明には雨は止み、今日は気温がぐっと下がって非常に過ごしやすい気候となった。そんな爽やかな空気のなか、ランチは近所のこちらへ。
肴一品
14時前の到着で先客は二名。入口付近のカウンタに座った。ビールの突き出しはチャーシューの切り落とし。これを適宜つまみつつ赤星をくいっとやる。実に落ち着く。
煮干しと昆布水のマグロ入り冷やし山かけ・塩+味玉
今朝の店主のXには濃厚煮干し、マグロ入り冷やし山かけの塩が告知されていた。前回は食べ損ねていたため、迷わず後者を選択。
鮪の山かけが載った冷製麺というのは他ではあまり見かけないもので、ここの店主ならではの日本食的な創意が施された一品となる。
スープは店主お得意の煮干し、そしてドゥルンな昆布水のブレンド出汁がベースとなる。そこに具材である山かけの汁が仄かに混ざって実に深くて複合的な旨味が満ちているのだ。
付け合わせ具材は刻んだ鮪の赤身/中とろ部位、および長芋の微塵切り、岩海苔、そして追加の味玉となる。長芋は出汁で割った梅酢に暫く漬け込んで梅の酸味、風味をしっかり染ませている。これがとろとろ、にゅるにゅる食感、そして淡麗で芳醇な滋味を放散しており、硬茹でで冷水〆した細ストレート麺との馴染みも抜群。
奇を衒った味ではなく、決して斬新な風味でもないが、基本に忠実な和風出汁の使い方は素晴らしい。まさにBack to the Basicsとはこのことだ。この絶妙な出汁スープおよび鮪の山かけに細麺を含侵させてからちゅるちゅる啜れば、満悦至極。実に精妙で滋味深い味には感服しかない。次回も必ずいただこうと心に決めた。
追い飯 ▶ 煮干しと昆布水の冷やし山かけ雑炊
麺が終わってもスープも山かけもかなり残る。追い飯は+50円で追加可能で、勿論、出してもらう。
スープに沈む鮪の山かけを穴あきレンゲで掬い取ってからご飯に載せ、最後、珠玉のスープでひたひたにする。
レンゲで掬ってもぐもぐ頬張れば、すなわち二度目の幸福が訪れる。麺とはまた違った表情を見せる出汁+米粒も素晴らしい。これも至福だ。
お店データ
紬 TSUMUGI
横浜市神奈川区六角橋2-10-1 電話:不明
営業:11:00~15:00
18:00~21:00(火水金のみ)
定休:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
最寄:東急東横線 白楽8分、東白楽9分
クラシック版:今日は何の日?
7月11日は、ガーシュウィンの忌日。
ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin、1898年9月26日 - 1937年7月11日)は、アメリカの作曲家、ピアニスト。本名、ジェイコブ・ガーショヴィッツ(Jacob Gershowitz)。
ロシア系移民の子としてニューヨークに生まれ,10代になって初めてピアノにふれる。商業高校を中退後,音楽出版社のピアノ奏者兼宣伝係となり,仕事の合間に作曲にも手を染めた。1919年《スワニー》がアル・ジョルソンによって歌われて大ヒットとなり,初のミュージカル《ラ・ラ・ルシール》がブロードウェーの舞台にかかる。
1922年には,その題材と書法で《ポーギーとベス》の先駆をなす1幕オペラ《ブルー・マンデー・ブルース》を発表。1924年,P.ホワイトマンの委嘱でそのジャズ・バンドのために書かれた《ラプソディ・イン・ブルー》が大反響を呼び,翌1925年には《ピアノ協奏曲ヘ長調》を完成,クラシック音楽界でもその名を高めた。その後,ミュージカル《ストライク・アップ・ザ・バンド》(1927年),交響詩《パリのアメリカ人》(1928年)などを経て,黒人庶民を主人公にした画期的なオペラ《ポーギーとベス》(1935年)を発表。20世紀オペラの最高峰の一つとなったこの作品の誕生からわずか2年後,脳腫瘍のため38歳で死去した。
(平凡社 百科事典マイペディアより)
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介
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