2020年 07月 30日
tic,tac@大口 |
火曜のランチの様子から。
法務局まで行く用事があったので、帰りに至近のこちらへ。
6月の下旬、ある不動産の抵当権抹消の登記を申請した。処理には暫く時間がかかる。今回はその登記が無事に終わったことを示す書類を受け取りに法務局の出張所まで出向いた。なお、自宅からは近くて徒歩で15分ほど。予定通り登記は完了しており、登記完了証という正式書面を受領した。その後、Tic,Tacへ。こちらはテレワークの時には足繁くランチに通っていた店。
これをオーダーするのは5月以来。
到着時は空いていた。そのあと客がばらばら入って来て席は徐々に埋まってきた。運動不足もあって炭水化物の過剰摂取はよろしくないと思いご飯は我慢。待つこと暫し、濃厚つけめんがサーブされた。濃厚スープは鶏白湯であり豚系は一切入らないが非常に濃密かつ滋味が深い。今まで何度もいただいたが今回が最も出色の出来栄えで、自然でまろやかな甘みが堪らない。
炒めたもやし、繊維質が残るこりこりメンマ、噛み応えとジューシーさを兼備したレアチャーシュー、とろとろ蕩ける柔らかさで脂が甘いバラ巻きチャーシューも健在。ビールの突き出しでいただいた傷付き味玉も相俟って最高の出来栄え。今回意外だったのは麺が極太ストレートではなく平打ち麺だったこと。これが濃密高粘度スープに絡んで超絶美味。至福だ。
手打ら～めん tic,tac（チックタック）
横浜市神奈川区大口通10-1
電話：045-633-7765
営業：11:30～20:00（麺切れで閉店）
定休：月曜
最寄：JR横浜線大口4分、京急子安7分
naïveのリリースで、Northと題したアクセンタスの二枚組。全く知らない小さな曲がいっぱい並んだ玩具箱のようなアルバムだが、しかし、どれもがきらりと光る妙味を持った歌曲だ。シベリウスは知っているがこのような小さな歌曲を書いていたとは知らなかったし、初めて聴くラウタヴァーラと言う人の作品は清冽にして簡素、そして美しいメロディー・ラインが印象的だ。
(MusicArena 2008/11/20）
人気ブログランキング
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
まずはビール
法務局まで行く用事があったので、帰りに至近のこちらへ。
6月の下旬、ある不動産の抵当権抹消の登記を申請した。処理には暫く時間がかかる。今回はその登記が無事に終わったことを示す書類を受け取りに法務局の出張所まで出向いた。なお、自宅からは近くて徒歩で15分ほど。予定通り登記は完了しており、登記完了証という正式書面を受領した。その後、Tic,Tacへ。こちらはテレワークの時には足繁くランチに通っていた店。濃厚つけめん
これをオーダーするのは5月以来。
到着時は空いていた。そのあと客がばらばら入って来て席は徐々に埋まってきた。運動不足もあって炭水化物の過剰摂取はよろしくないと思いご飯は我慢。待つこと暫し、濃厚つけめんがサーブされた。濃厚スープは鶏白湯であり豚系は一切入らないが非常に濃密かつ滋味が深い。今まで何度もいただいたが今回が最も出色の出来栄えで、自然でまろやかな甘みが堪らない。炒めたもやし、繊維質が残るこりこりメンマ、噛み応えとジューシーさを兼備したレアチャーシュー、とろとろ蕩ける柔らかさで脂が甘いバラ巻きチャーシューも健在。ビールの突き出しでいただいた傷付き味玉も相俟って最高の出来栄え。今回意外だったのは麺が極太ストレートではなく平打ち麺だったこと。これが濃密高粘度スープに絡んで超絶美味。至福だ。お店データ
手打ら～めん tic,tac（チックタック） 横浜市神奈川区大口通10-1
電話：045-633-7765
営業：11:30～20:00（麺切れで閉店）
定休：月曜
最寄：JR横浜線大口4分、京急子安7分
今日の一曲
naïveのリリースで、Northと題したアクセンタスの二枚組。全く知らない小さな曲がいっぱい並んだ玩具箱のようなアルバムだが、しかし、どれもがきらりと光る妙味を持った歌曲だ。シベリウスは知っているがこのような小さな歌曲を書いていたとは知らなかったし、初めて聴くラウタヴァーラと言う人の作品は清冽にして簡素、そして美しいメロディー・ラインが印象的だ。(MusicArena 2008/11/20）
人気ブログランキング
♪ よい音楽を聴きましょう ♫
▲
by primex64
| 2020-07-30 23:15
| My dishes -Ramen
|
Trackback
|
Comments(0)
私の勤務先は元々は中央省庁だったので勤怠管理は今でも役人と殆ど同じ。で、年休は最長3年間、すなわちマックス60日間繰り越しされる。昨年度末で定年退職して再雇用となったが年休の大部分を引き継いだため未消化が多量にあって、その処置のためにちょくちょく休んでいる。月曜は徒歩圏で営業している店がとても少なく、ランチは久し振りにこちらへお邪魔した。
席数削減しているが相変わらずの繁盛店。たまたま待たずに座れたが後客がどんどん来て立ち待ちが出来る。煮干ラーメンは何度かいただいたが、絶品トッピングは別皿提供に変わった。スープの骨格は従前と同様で、芳醇で鄙びた煮干風味が秀逸だが、この煮干出汁は更に深みが増している気がする。ぱつんとした低加水麺への浸潤が更に良好で、これは非常に美味しい。
削り節や焼豚端材などが乗っているライスに、切り分けて温存しておいた大葉入り鶏チャーシュー、バラ巻きチャーシュー、味玉四半分、紫玉葱などを更にトッピングし、絶品煮干スープをひたひた注ぐ。一味をぱらりしてご飯をぐずぐず混ぜ合わせレンゲで掬っていただく。ぬるくなった煮干出汁の風味と味は更に陰翳を濃くしていて旨い。これは・・、まさに超絶的至福。
紬 TSUMUGI
ビールの供にはほろにがい天然物 稚鮎南蛮漬け、出汁巻き卵、それと店主お勧めの帆立貝柱の掻き揚げ。ほろ苦い稚鮎は前回も頂いて非常に美味しかったのでリピート。ビールが進み過ぎる。ちょっと甘めの出汁巻きは懐かしい味付け。お勧めされた帆立貝柱、玉葱などが入った掻き揚げはほくほく、強い旨味が最高で、これまたビールが進み過ぎる。
このうどんは、大きめの切身に粉をはたいて唐揚げにした鯖のフィレを玉葱などの野菜とともに薄めの酢で南蛮漬けにしたものが主役。このフィレは
添え付けは割と多量のわかめ、湯掻いた葉物野菜、大葉などで、しゃきしゃきした食感が良好。レモンを絞って爽やかな酸味を足せば鯖の風味が更に増長されて具合が良い。もちろん、うどんの汁は最上級の本枯節から引いた絶品であって、その辺りは抜かりない。要するに鯖の風味が前面には出るが、軽量な鰹の風味、かえしが下支えするという構図。最高の一品だ。
涼やかなガラス器には絶品の米粉うどん、山芋の摺りおろし、天ぷらが数種、湯掻いたほうれん草やワカメなどがたっぷりと載る。もちろん本枯節からとった出汁・かえしに泳ぐ純白の米粉うどんは従前通りのフォーメーション。冷たく硬い米粉うどんと高粘度のとろろが融合し絶妙なコラボ。そこにゴーヤ天ぷらなどからの薄い揚げ油が相乗し得も言われぬ美味しさなのだ。
後から気付いたが、写真撮影に失敗している。というのはゴーヤ天ぷらの下に一掬いした山芋の摺りおろしがあったのだが隠れてしまって全く写っていないし、箸で掬ってご飯とともにいただいている光景も撮影し忘れていたようだ。無論、とろろは、ほくほくに炊きあげられたご飯との相性は抜群で、新玉葱の甘い香り、仄かな鮭の風味と相俟って絶品、満足、至福だ。
うどん鉢
上等な蒲鉾にきりっとした生山葵を乗せ醤油をちょちょいと垂らして頂く。つんと抜ける辛味と青味が梅雨のこの時期には心地良い。そして新名物・鶏天はボリビアのピンクの塩でいただく。ほくほくで絶品。初めて頼んだ揚げ出汁豆腐だが、これがまた合鴨の切身入りで超絶旨い。揚げ出汁というより、豆腐入り鴨の治部煮という風情。ビールが無限に入る。これはいけない。
大きめの器に〆た蕎麦と特製の青海苔入り揚げ玉が乗る。蕎麦汁は徳利から滴下し徹底的に混ぜ合わせる。薄い揚げ油をまとった揚げ玉は、当然だが天ぷらの揚げカスを再利用したものなどではなく、この狸のためだけに作られた肌理の細かな専用の具材。上品な抜き実の挽ぐるみ蕎麦に浸透するノーブルな鰹出汁、そして微細な滋味を内包する揚げ玉がたまらないのだ。
2008年7月にカウンター6席でオープンした当時の鴨屋そば香の唯一にして孤高のメニューが当時と変わぬ味と姿で味わえるというのは奇跡に近い。創業当時の社長・加藤さんの精神を今でも受け継いでいる現在のスタッフたちの弛まぬ努力に敬服する。ご飯セットは最初はなくて、後付けで小盛のご飯をわざわざ出してもらって汁をかけて掻き込んでいたな、などと懐かしんだ。
そば香 妙蓮寺本店
前々回あたりから味をしめて専らこのセットを前菜的にオーダーしている。内容は生ビールのお供にタンドリーチキン、シシカバブ、そしてたっぷり目のサラダがお盆に乗って850円。生野菜もふんだんに摂れるし、タンドール窯の焼物も満腹にならない程度、値段もリーズナブル。深い味わいのビンダルゥーを塗ってこんがり焼き上げたタンドリーチキンは絶品。
日替わりは南瓜とチキンのコラボレーション。南瓜はピュレにしたかと思うほど煮崩れ、カレーソースと一体化している。砂糖は殆ど使ってはいないが南瓜のナチュラルな甘みは割と感じられる。緑色の皮がそのまま入っていて夏野菜特有の青味も感じられ、この季節感は秀逸だ。とろとろに柔らかく煮込まれた鶏肉との相性も抜群。ナンにもライスにも合う。
辛さは10段階の8でオーダー。シェフは心配になったのか、ダイジョウブ？と訊きに来た。前回よりも少し塩分が強い気がしたので、その旨を伝えたらゴメンナサイ・・だそうだ。ま、それほど過多な塩分ではない。中央には切り分けた茹卵が乗って独特のレイアウト。ごろんとしたマトンは少々硬いが味わい深く実に美味。ご飯もビールもどんどん進んでしまう。
カレー＆カフェ セラ・ラ
これは本当に美味しい豆だ。ご存知の通り、ピーベリーというのは丸豆のままの果実で、珈琲の木の先端あたりの実は余り太らず、中の種子が未分化のまま矮小化した種で稔ってしまう。通常の珈琲の実は中で半球状に二つに分かれて成育し、あの見慣れた形状となるのだが、ピーベリーは丸く縮れてこんな感じに仕上がる。だいたいは甘味、旨味が強いのだ。
東京都や各地方の中核都市で感染の広がりを見せている中、更なる拡大を促すかの如くgo to travelキャンペーンという二律背反の危うい施策がスタートした。やはり地元に留まるべきだろう。この日は二人とも朝寝坊して朝食が遅かったので昼はライトでいいよね・・、ということで、アンティパスト付きの代わりにサラダ＋パスタ＋ドルチェのコースとした。
先月私がいただいて好感した一皿。緑が鮮やかな生海苔、しらすを主軸としたアーリオオーリオ・ペペロンチーノだ。家内はこちらでは初めて。ここの店主は和の食材の長所を生かしたイタリアンが得意料理で、この一皿もそういった折衷の中から生み出された逸品。磯の香と、バージンオイルに溶けた葫、そして唐辛子の辛味がうまく融合している。よく混ぜてからいただく。
これも私が先月頂いて気に入った一皿で、今回もリピートした。パルミジャーノ・レッジャーノ系の濃厚な味を突き破って強く主張して来る自家製パンチェッタは豚本来の風味が素晴らしく、チーズと熟成豚肉の長所がそれぞれにシナジーして抜群の滋味を重層的に形成し、もっちり生パスタに絡み付いて超美味なのだ。パンチェッタの塩分も相俟って食べ応えは十分だ。
Smile on the Table
今週は木曜から休みとなるのでランチョン開催は危ぶまれたが各メンバーの都合だとこの日には皆が参集できた。オフィスの周囲の人通りは普段通りに戻ってしまい、この店も対策を施しつつもほぼほぼ満席状態。ランチョンのメンバーの殆どは内部統制に携わるので、話題は自然とリスク管理の話になる。ホットな話題はやはり政府が打ち出したGo To Travelキャンペーン。
感染者数が増えているこの時期に敢えて流行を助長するのか、というのが世間一般の声だが、みんなの考察は少し違っていた。我々が感染拡大と感じるのは何故なのか、というラディカルな疑問が呈される。これは案の定だが・・。そう、体調不良を感じた、あるいは用心深い人が専らPCR検査を受けているとするならば、発表される感染者数は全体の縮図を示すとは言えない。
それはごもっとも。コンピュータ管理の世界では計測出来ないものは制御できないという鉄則がある。検査数が少なめに抑えられているということは母数の全体像が計測出来ていない。なので報じられる感染者数の信憑性にも疑義があるという見方だ。一方、サンプル数が少ないながら抗体検査の結果も出ており、過去の罹患者数は全人口の1%を大きく下回るとの推計だ。
色々な推定があり色々な推計数値が出て来るが、どれもがある断片を示しているだけであり全体像を俯瞰している人が誰もいないというのが最大にして最悪のリスクだろう、という意見には大いなる賛同が得られた。無作為かつブロードな条件抽出で市中感染をサンプル計測しない限り、場当たり的・刹那的な対応にならざるを得ないのではないか、との意見が大宗を占めた。
話は尽きなくて時間切れ。今週のプレートはボリューミーだがカロリー控えめの鶏、ソテーした厚切りベーコンがメインディッシュだった。ソースはたまに出て来るバーベキュー・タイプで、これは奇を衒ったものではなくウスター系ソースとトマトピューレ、そしておそらくごく少量のマスタードが配合されたもの。甘い焼き玉葱とも相俟って非常に美味しかった。
Aloha Table 大崎 （アロハテーブル）
