先々週の木曜ランチョンの様子。
今週のメニューボード
テレワークが定着したため人と対面で会う機会は激減した。

この週の木曜、グループ横断の会議があったため何人かが昼時に参集できることとなりランチョン開催。常時在宅勤務は感染予防においては効果があるだろう。しかしながら、対面で全く会わずWebexやZOOMなど、ネット越しの会議で済ませる風潮はどうなんだろうと感じる局面は多々ある。人は不思議なもので相手の気配感で意見を言ったりまた言わなかったりする。
メンチカツ デミグラスソース
この週のスペシャルはこれだった。かなり美味しいとの評判で、このところ何度かリピートして提供しているという。


所詮は画面に映し出されるバーチャルに近い画像。当然に参加する面々の息遣いや表情の機微までを窺い知ることはできない。家から参加している人が殆どで、それが隔絶された仕事専用スペースかというとそれは殆どなく、大部分がリビングの片隅だったりする。会社のルール上、在宅の場合は勤務と申告した時間内は家のことを一切してはいけないことになっている。

あるときWeb会議のメンバーの一人の様子をサムネイルで見ていたら、居住している集合住宅でピンポンが鳴って、画像も音声も切らずに離席した。何ごとかと思ったら宅急便が届いたので大急ぎで印鑑を探して玄関を開け配達員と応対し、押印して物を受け取って戻って来たということがあった。実はこれは会社の在宅勤務に係る規約に違反していることとなる。

そんなこんなで在宅に関しては考えるべきことが多いという話になった。また、全く違う話としては、内部事務の担当者であれば殆ど出社せず自宅テレワーク環境から全業務が完結し、押印廃止の動きの中では今後も出社することなく業務遂行が可能という。それは外面的には良いことかもしれないが、実はそういった社員の一部でメンタルを病んでいるという話がある。


ランチョンの後、会社のカフェで以前の部下だった女性社員に会った。普段から社交的な彼女曰く、人と話をしないのはかなり苦痛とのことで、意識して相応の理由を付けて出社するようにしている由。しかし、出てきても仲のよいメンバーは在宅だし、実際、会社オフィスのみで出来る仕事は殆どなく、あまり意味がないと思い始めたとのこと。まだまだ考えるべきことは多い。
料理の話を書いていなかった。前回のメンチは9月最終週だった。基本的には同じ出来栄えで、衣はさくさく、中のパティはふんわりジューシーで極めて良いバランスで美味しい。デミの濃厚な味わいと粘度も従前どおり秀逸だ。この逸品は人気の定番ウィークリープレートの一つとしてすっかり定着した感がある。
お店データ

Aloha Table 大崎 (アロハテーブル)
東京都品川区北品川 5-5-15 大崎ブライトコア1F電話:050-5589-6494
営業:月~金:11:30~15:00、17:00~23:00
土日祝:11:00~22:00
定休:無休(ブライトコアの都合により休業あり)
最寄:JR、りんかい線 大崎5分
今日の一曲

旧EMIからのボックス6枚組。これらの作曲家で知っているのはニールセン、グリーグ、シベリウスくらいで、あとは馴染みがない。全く知らない作曲家たちの作品なので先入観も丸っきり無しで入って行ける。度肝を抜かれたのはベルヴァルドという人のピアノ協奏曲ニ長調で、なんとも華麗で伸びやかな曲想だ。北欧のPコンといえばグリーグのあれが著名すぎるくらい著名なのだが、それに比肩する出来映えだと思う。但しグリーグに見られる一種の厳しさや勇壮さといった要素はなく、ひたすらに明るいのだ。
(MusicArena 2009/5/27)
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