Vivaldi: Four Seasons@Janine Jansen |
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↓ こちらは国内盤
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》 作品8
協奏曲第1番 ホ長調 RV269《春》
第1楽章: Allegro
第2楽章: Largo
第3楽章: Allegro
協奏曲第2番 ト短調 RV315《夏》
第1楽章: Allegro non molto
第2楽章: Adagio - Presto
第3楽章: Presto
協奏曲第3番 ヘ長調 RV293《秋》
第1楽章: Allegro
第2楽章: Adagio molto
第3楽章: Allegro
協奏曲第4番 へ短調 RV297《冬》
第1楽章: Allegro non molto
第2楽章: Largo
第3楽章: Allegro
ジャニーヌ・ヤンセン(ソロ・ヴァイオリン)
室内アンサンブル:キャンディーダ・トンプソン(ヴァイオリン)、ヘンク・ルービング(ヴァイオリン)、ジュリアン・ラクリン(ヴィオラ)、マールテン・ヤンセン(チェロ)、ステーシー・ワットン(コントラバス)、エリザベス・ケニー(テオルボ)、ヤン・ヤンセン(オルガン&ハープシコード)
オリジナル譜面とオリジナル楽器によるバロック期を忠実に再現した演奏を求める人にはお薦め出来ないが、軽く伸びやかで現代的な四季を楽しみたいという、拘りのない人には楽しいCDだと思う。
この演奏には、テオルボという大振りな縦型リュートが通奏低音として使われている他はバロック期の古楽器は現れない。テオルボの典雅な爪弾きがちょっと古典を想起させるものの、小編成ならではの演奏スピードとソリッドな解釈共に現代調であってハイセンスなものだ。まったりとした陳腐な四季に慣れた耳にはかなり鮮烈。ちょっと良いかも。ジャニーヌの溌剌とした主旋律もさることながらジュリアン・ラクリンのヴィオラは燻し銀の垂涎ものだ。
(録音評)
DECCAレーベル、SACDハイブリッドもあるらしいがこれは通常CDである。録音は2004年5月20-23日、オランダ、アムステルダムとある。
録音は鮮明にして華美な潤いを排除したデッカ典型の音質だ。小編成のソロ楽器を極めて明瞭に描き出している反面、残響も心地よく織り交ぜられており、なかなかの優秀録音だ。
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