2007年 02月 09日
Shostakovich: Sym#13@Barshai WDR |
問題作、13番バービ・ヤールだ。
交響曲第13番変ロ短調 作品113「バービ・ヤール」
I. Babi Yar: Adagio
II. Yumor (Humor): Allegretto
III. V Magazine (At the Store): Adagio
IV. Strachi (Fears): Largo
V. Kariera
Webに簡明な説明を書いている人がいたのでちょっと拝借:
体制の中から体制を批判しようとする試みであり、従って失敗すべく運命付けられた作品だった。詩人エフゲニー・エフトゥシェンコは、「わが国および全世界の反ユダヤ主義の歴史に恥じ入った一ロシア人による詩」である『バービ・ヤール』を書いた。バービ・ヤールとは、1941年にナチス親衛隊が3万人のユダヤ人を殺害したキエフ近くの峡谷の名である。この詩を歌詞に選んだことは当然のごとく反響を呼んだ。当局はまず初演を何とか阻止しようとし、ついでそれ以上の演奏を禁止した。また、この作品の指揮を拒否したムラヴィンスキーとの仲違いの原因ともなった。
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重たい曲で、一度聴くとグッタリしてしまう。この13番をショスタコの最高峰に挙げる人は多いのかも知れない。録音はそれ程多くはない。当然、ムラヴィンスキーは録音していない。コンドラシンの古い録音が空前絶後、不世出の演奏とされている。バルシャイのこれは、整理された感はあるが、なかなかの構築力で素晴らしい。詩については、和訳が出ているので読んでみるのも一興、だが重たい。
13番については余り語りたくない。この曲を聴いたことのある人なら理由は分かるであろう。
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by primex64
| 2007-02-09 10:35
| Symphony
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