2006年 08月 23日
Schubert: Winterreise@Goerne, Brendel |
今日は歌曲の中の名曲と言われるこれだ。
学校の音楽の時間にも教えられていて、今更云々する作品ではないがウィキペディアから少しだけ・・。
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冬の旅 Winterreise D911,Op.89は、フランツ・シューベルトが1827年に作曲した連作歌曲集である。1823年に作曲された『美しき水車小屋の娘』と同じく、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集による。二部に分かれた24の歌曲からなる。『水車小屋』が徒弟の若者の旅立ちから粉屋の娘との出会い、恋と失恋を描いたのに対し、『冬の旅』では若者は最初から失恋した状態にあり、詳しい状況は語られないが街を捨ててさすらいの旅を続けていく。 全曲を通して「疎外感」、「絶望と悲しみ」、「決して得られないもの、もう失われてしまったものへの憧れ」に満ちており、唯一の慰めである「死」を求めながらも旅を続ける若者の姿は現代を生きる人々にとっても強く訴えかけるものがある。 シューベルトの最高傑作であり、現代人にとっても最も愛されている歌曲集。
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従前はディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウとヘルマン・プライの独壇場。ディースカウは冬の旅を7回も録音している。1979年にディースカウがバレンボイムと共に録った5度目のこの録音が名作としてあげられるが、
(詳細は↓クリック)

ゲルネのこれは、ディースカウほどの迫力と朗々とした自信に満ちた歌唱ではなく、哀愁感が強く漂う淡い感触の作品。ドイツ・リートのバリトンというと野太く逞しく力強いという先入観が先に立つのだが、これはちょっと違う風合いだ。
ブレンデルの伴奏は枯山水の境地であり、若いゲルネに寄り添う後見人といった風情だがその瑞々しく正確なタッチは健在。5番の菩提樹に関してはこのCDのゲルネの解釈の方が儚げで好きだ。ロンドンのウィグモアホールでのライブ収録。
評判は賛否両論分かれるが、ディースカウの芸風の呪縛に固執しなければ秀逸な出来だと思う。因みに音楽之友社のレコードアカデミー賞を2004年に受賞している。
(録音評)
2003年のデッカ録音。同じユニバーサル・クラシックスの一員だがDG4Dとは一線を画する地味暗く透明度の高い録音。
ライブ収録ではあるが実に細かな音までノイズに埋もれず録られている。ブレンデルのピアノのタッチは如何にもステージで録られたライブ盤と言った生々しさで、身をよじる姿やペダル使いまでもが目に見えるよう。ゲルネの姿はほぼ等身大でステージ中央に定位する。自身の肋骨に共鳴する当代切ってのバリトンのじわりと深い味わいを楽しみたい。
学校の音楽の時間にも教えられていて、今更云々する作品ではないがウィキペディアから少しだけ・・。
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冬の旅 Winterreise D911,Op.89は、フランツ・シューベルトが1827年に作曲した連作歌曲集である。1823年に作曲された『美しき水車小屋の娘』と同じく、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集による。二部に分かれた24の歌曲からなる。『水車小屋』が徒弟の若者の旅立ちから粉屋の娘との出会い、恋と失恋を描いたのに対し、『冬の旅』では若者は最初から失恋した状態にあり、詳しい状況は語られないが街を捨ててさすらいの旅を続けていく。 全曲を通して「疎外感」、「絶望と悲しみ」、「決して得られないもの、もう失われてしまったものへの憧れ」に満ちており、唯一の慰めである「死」を求めながらも旅を続ける若者の姿は現代を生きる人々にとっても強く訴えかけるものがある。 シューベルトの最高傑作であり、現代人にとっても最も愛されている歌曲集。
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従前はディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウとヘルマン・プライの独壇場。ディースカウは冬の旅を7回も録音している。1979年にディースカウがバレンボイムと共に録った5度目のこの録音が名作としてあげられるが、
(詳細は↓クリック)

ゲルネのこれは、ディースカウほどの迫力と朗々とした自信に満ちた歌唱ではなく、哀愁感が強く漂う淡い感触の作品。ドイツ・リートのバリトンというと野太く逞しく力強いという先入観が先に立つのだが、これはちょっと違う風合いだ。
ブレンデルの伴奏は枯山水の境地であり、若いゲルネに寄り添う後見人といった風情だがその瑞々しく正確なタッチは健在。5番の菩提樹に関してはこのCDのゲルネの解釈の方が儚げで好きだ。ロンドンのウィグモアホールでのライブ収録。
評判は賛否両論分かれるが、ディースカウの芸風の呪縛に固執しなければ秀逸な出来だと思う。因みに音楽之友社のレコードアカデミー賞を2004年に受賞している。
(録音評)
2003年のデッカ録音。同じユニバーサル・クラシックスの一員だがDG4Dとは一線を画する地味暗く透明度の高い録音。
ライブ収録ではあるが実に細かな音までノイズに埋もれず録られている。ブレンデルのピアノのタッチは如何にもステージで録られたライブ盤と言った生々しさで、身をよじる姿やペダル使いまでもが目に見えるよう。ゲルネの姿はほぼ等身大でステージ中央に定位する。自身の肋骨に共鳴する当代切ってのバリトンのじわりと深い味わいを楽しみたい。
by primex64
| 2006-08-23 11:27
| Vocal
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