J.S.Bach: Fugue g-moll BWV578@Walcha |
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廃盤シリーズ(^^ゞ。ヘルムート・ヴァルヒャのバッハオルガン曲全集の第5集は補遺としての位置付けからか、様々な単独小曲が収録されている。
(現時点では復刻されているようだ)
バッハはワイマール宮廷に勤務し始めてからイタリア音楽を研究し始める。コレルリ、レグレンツィなどから主題を借用して作曲した単独フーガの内の一つで、後に代表作とされるほど有名になる。
もの悲しくも美しいその主題は映画音楽、テレビCMなどでもお馴染みの旋律だ。フーガの展開は大変にスムーズだが、対位法的難解さは少なく、基本二声の素朴なフーガが聴く側の心に染み渡ってくる。
この第5集にはまだまだ佳い曲が入っている。
(録音評)
ストラスブール聖ピエール・ジェヌ教会ジルバーマン・オルガン使用、1970年5月録音とある。南方的でハスキーな、しかも軽い質感のジルバーマン・オルガンによりこの美しい名曲が紡がれている。音質は聖堂ホールの残響も含め秀逸。マスターテープのドロップアウトが多少感じられるかも知れない。
トッカータとフーガ/J.S.バッハ:オルガン名曲集 ヘルムート・ヴァルヒャ 小フーガト短調BWV578目当てで購入。どうしてモーツァルトの「ト短調」交響曲が気に入ったのかわかりました。すべてはこれから始まったのです。どこで聴いて知ったのか記憶にないのですが、おそらく学校の音楽の授業ではないでしょうか。私の頭の中で「バッハ=フーガ」の式が出来上がっているので。それから、シンセサイザーで聴いたドビュッシーの『月の光』は忘れられません。... more
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