ペナントレースはセリーグも開幕し、これからの休日は浜スタへ足を運ぶ機会が増える。開幕試合は東京ドームということで遠征せず土日は家でマッタリしていた。ということで、家のステレオでマラ2=マーラーの交響曲第2番「復活」をじっくり聴いた。長大でなかなかに重たい曲なので普段通しで聴こうという気にはならないが、たまたま麗かな午後に花見に行って帰ってきた後に時間が出来たのでゆったり聴いた。CDは何枚かあるが、土曜に聴いたのはBSO@小澤征爾、キリテ・カナワ(S)マリリン・ホーン(A)、1986年の録音。古いフィリップスレーベルだ。 一楽章は小澤らしい快活な展開だが4~5楽章になると何だか気怠さが付きまとうのは何故か?4楽章の第一主題は調性が同じだが4拍子3拍子6拍子と拍子が目まぐるしく変わるがついて行けていない感じで引きずる印象。無音部が無く怒涛の5楽章に突入するがやっぱり冒頭から引きずっている感じ。キリテカナワの透き通る独唱に救われて昇天するという展開を予期したか?
マーラー: 交響曲第2番 復活 小澤征爾&ボストン交響楽団、テ・カナワ他