今日のランチの様子から。
まずは生ビール
今日は元町で買物があって出掛けた。用事が済んだ後は少し足を伸ばして関帝廟通りのこちらでランチ。

肴二品
中国人観光客は減ったものの春休みのせいか日本人観光客、欧米系外国人、その他アジア系外国人で中華大通りも関帝廟通りもごった返していた。秀味園にも団体客が多く入っていて混んでいたが、幸運なことに奥の一席が空いていてすぐに座れた。
まずは炸雲呑=揚げワンタン。高温の油で揚げた薄い雲吞の皮はぱりぱりで硬い。付属の特製ケチャップソースをつけてかりかり齧ると中の海老真薯と挽肉の餡は柔らかくてジューシーさが残り、生ビールがくいくい進む美味しさ。


次は干豆腐絲=干し豆腐の冷菜。硬めの中国豆腐をぎゅっと絞って脱水・乾燥させた干し豆腐を薄切りの麺にして再び水で戻し味付けた一品。鶏ガラ出汁、辣油、僅かな酢で和えてあり、ぴりっと辛く、ぷにぷに食感が生ビールに合う味だ。


酸辣麵
こちらは家内のオーダー。

漢字の読みはサンラーメンだが、メニュー表記上はサンラータンメンとなっている。だが、これは一般的な酸辣湯麺のようにさらさらした湯麺ベースではなく、たっぷりの絹ごし豆腐を強粘性の餡掛けにした麺となる。

スープは鶏ガラ出汁がベースでわりとシンプルだが、少量の豆板醤、特製辣油、そして酢が入っている。甘味と旨味、辛味はわりと強めだが、塩味と酸味は程々でバランス良く手堅い味に仕上がっている。

具材は豆腐の他には挽肉、掻き卵、木耳、挽肉、刻んだ人参や椎茸、筍など具がたくさん入っている。スープ自体の味は純朴な鶏ガラがベースで特段に奇を衒ったものではないが、じんわりした旨味が心地よい。この粘性の強いスープに硬茹での中細ストレート麺を浸けてつるつる啜れば、何とも言えない滋味に一瞬にして包まれ幸福感は最高潮。ということで家内は満面の笑み。


魯肉飯
こちらは私の鉄板のオーダー。

日本国内で一般的に流通している日式魯肉飯=日本式のルーローハン=の先駆けがこちら秀味園のこの一品。先代の女将が台北の豚角煮と台南の豚挽肉の両方を載せたのが始まりだった。

秀味園の挽肉餡は豚角煮も挽肉餡も塩味は控えめで、旨味と甘味が深いのが特徴となる。豚角煮はしっかり時間をかけて煮付けてあるため繊維がほろほろで柔らかく、コラーゲンの塊のようになっている。また、挽肉餡も優しい味付けの甘味と豚肉の脂がバランスしてとても美味しい。そして塩味控えめの高菜、硬茹での味玉が付く。




卵を適当に崩してから角煮、挽肉餡、高菜と下の白飯をぐずぐず緩く混ぜてからぱくり頬張る。もうここでしか味わえない芳醇で豊饒な魯肉飯エキスがずっしり沁みてきて最高なのだ。満悦至極。


お店データ

秀味園
横浜市中区山下町134 電話:045-681-8017
営業:10:30~22:00
ランチ営業:10:30~15:00
定休:不定休
最寄:MM21線 元町・中華街3分、JR石川町8分
クラシック版:今日は何の日?
3月29日は、ウォルトン生誕の日、シマノフスキ、オルフ、ペンデレツキの忌日。
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介

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