土曜ランチの様子から。
まずは生ビール
この日はジョイナス、高島屋などでお買い物ということでランチは九つ井で。昨年8月以来と久し振りだった。なお、生ビールの突き出しは定番の茹で蛸と大根おろしのポン酢和え。


肴二品
蕎麦前は今月の旬の料理から二品だけ頼んだ。
まず、ふろふき大根。非常に柔らかく蒸し上げられた太目の大根が絶品。味噌ダレは金山寺味噌ベースで少し甘め、かつ風味豊かに仕上っている。罌粟の実、細かく潰した鶏挽肉などが入り旨味も相応に深い。


次に、にしん甘煮。味醂、砂糖、日本酒などの煮汁でじっくり煮付けた鰊の身はほろほろに柔らかく、箸を置いただけで崩れるくらい。山椒の香りがするけれど鰊に特有の青味もちゃんと残り、仄かな脂にコーティングされた身は非常に美味しい。むろん生ビールがくいくい入って行く。



天ざるそば かき揚げ
こちらは家内のオーダー。

この店の看板商品の一つで、二種ある天ざる蕎麦のうちの片方。なおもう片方は車海老天となる。この界隈でも随一の大きさを誇る大判掻揚げが特徴だ。

掻揚げの仕上がり具合はいつもながら秀逸で、さくさく食感、かつ硬すぎずほろほろに崩れる程度だ。これが箸を軽く当てるとぱりっと崩れるので、それを天汁に浸してぱくぱくいただく。

具材は芝海老、玉葱、人参、春菊、長葱、ブロッコリーなどがたっぷり入り、野菜、海老の香りが非常に立っていて素晴らしい揚り具合だ。

抜き実の挽きぐるみ蕎麦と掻揚げを交互にいただく家内の表情は自ずとほころんでいたのは言うまでもない。当然に大満足だったわけだ。

鴨せいろそば
こちらは私のオーダー。

ざっくりスライスした合鴨の切身、鴨つくね、丸太切りの長葱をたっぷり入れた蕎麦汁は、通常の本枯節とのブレンドとなっており、旨味、甘味は重層的であり半端なく美味しいのだ。


付け合わせは自家製ぬか漬け、添え付けは薬味、粉山椒となる。なお、薬味は蕎麦湯にも使うので全部は入れずその分は残しておく。




メニューには合鴨と書いてあるが、野趣あふれる風味、硬めの歯応え、濃い旨味と甘みからは天然の真鴨かと見紛うくらいだ。これらの出汁がしっかりと溶け出した汁に抜き実の挽きぐるみ蕎麦をちょちょいと浸し、ずずっと啜る。これこれ、鼻に抜ける蕎麦、そして鴨の香りがたまらないのだ。久々の九つ井に大満足。


お店データ

九つ井(ここのついど)横浜店
横浜市西区北幸2-6-26 H1横浜ビルB1F
電話:045-313-9110
営業:平日:11:30~22:00(21:00 LO)
土祝:11:30~22:00(21:00 LO)
定休:日曜
最寄:各社線 横浜6~8分
クラシック版:今日は何の日?
1月18日は、シャブリエ生誕の日
※シャブリエのバイオグラフィーは
こちら(忌日)の末尾

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