日曜ランチの様子から。
まずはビール
たち花は今年7月以来と随分ご無沙汰だった。関東では珍しい椀子蕎麦の店で、この日もテーブル席は殆どが椀子の客だった。なおいつもは生ビールを頼むが、こう寒くては全部は飲めそうもないというので瓶ビールのキリンラガー中瓶をオーダーした。

肴二品
まずは定番の蕎麦前をオーダー。
太った大振りの目鯒(めごち)をからりと揚げた天ぷら。衣はしっかり付いているけれども中はふっくら、むっちりで良い風味だ。仄かな脂の甘みが沁み渡っていてビールがくいくい入って行く。


私たちの定番かつ鉄板の一品、一夜干し焼き烏賊。磯の香りがふんわり漂い、しっとり絶妙な干し加減だ。軽く炙り焼きにしてあって、むっちり食感がたまらないし、仄かな塩味に太い旨味が相乗し、これまたビールが進みすぎる。


なめこおろしそば
こちらは家内のオーダーで、割と好きな茸系の冷たい蕎麦となる。


小鉢の底には大根おろしがたっぷりで、その上になめこ、ぜんまい、わらび、こごみ、平茸などが盛られている。これを適宜、蕎麦猪口へと投入し、硬茹での蕎麦を浸けていただく趣向。


なめこ、山菜類と蕎麦汁の馴染みが良く、抜き実の挽きぐるみ蕎麦とともに啜れば実に良い風味とのこと。家内の表情は当然に満足気だった。

かき揚げざるそば
こちらは私のオーダー。


横浜市内でも一二を争うクォリティ/大きさの掻揚げをどんと笊蕎麦に載せた、たち花の名物だ。他に掻揚げの冷やしぶっかけもあるが、こちらは適量ずついただく趣向の笊だ。

掻揚げの具材は季節や市場の状況により変わるが、この日は長葱、人参、南瓜、さつま芋、剥き海老などだった。硬めの衣を纏わせてから高温の油でさっと揚げたところを熱々で笊蕎麦に載せて提供。


掻揚げを適当に割って蕎麦猪口に投入して蕎麦汁に馴染ませ、そこへ二八の挽きぐるみ蕎麦を浸けてから一気に啜る。掻揚げの海老、野菜の味と風味、そして薄い揚げ油が蕎麦に浸みて非常に香しい。手繰る手が止まらないくらい美味しい。ちょっと濃いめだが滋味もしっかりした本枯節の出汁が冴え渡り、これぞ日本蕎麦という風情を満喫。最後、余った大量の刻み葱を投入して超濃厚な蕎麦湯を注いで〆た。やはり、たち花の蕎麦は旨くて最高だ。


お店データ

わんこそば たち花
横浜市神奈川区白楽5-13 電話:045-431-9445
営業:11:30~21:00
定休:年中無休(1月1日、2日は休み)
最寄:東急東横線・東白楽2分
クラシック版:今日は何の日?
12月29日は、パブロ・カザルスの生誕の日。

パブロ・カザルス(Pablo Casals、カタルーニャ語:Pau Casals, 1876年12月29日 - 1973年10月22日)は、スペインのカタルーニャ地方に生まれたチェロ奏者、指揮者、作曲家。カタルーニャ語によるフルネームはパウ・カルラス・サルバドー・カザルス・イ・ダフィリョー(Pau Carles Salvador Casals i Defilló)。
チェロの近代的奏法を確立し、深い精神性を感じさせる演奏において20世紀最大のチェリストとされる[1]。有名な功績として、それまで単なる練習曲と考えられていたヨハン・ゼバスティアン・バッハ作『無伴奏チェロ組曲』(全6曲)の価値を再発見し、広く紹介したことが挙げられる。
早くから世界的名声を築き、ヨーロッパ、南北アメリカ、ロシアなどを演奏旅行して回った。指揮者フルトヴェングラーはチェロ奏者としてのカザルスへ次のような賛辞を残している。「パブロ・カザルスの音楽を聴いたことのない人は、弦楽器をどうやって鳴らすかを知らない人である」。
カザルスは平和活動家としても有名で、音楽を通じて世界平和のため積極的に行動した。(Wikiより)
※MusicArenaではカザルスの演奏は掲載していない
※しかし、以下にカザルス編「夢のあとに」を収録(演奏はガイヤール)

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