日曜ランチの様子から。
まずはビール
家内は本日、裏千家の関係で献茶会がある由、鶴見の總持寺へと出掛けて行った。ということでランチは単独行動で近所のこちらまで。

肴一品
13時半過ぎの到着でピークは過ぎていたはずだが大盛況でカウンタは手前の1席のみ空いていてぎりぎり座れた。今日のビールの突き出しは鮪の飴煮。鮪の頬肉あたりを水飴、生姜、醤油出汁などで煮込んだもの。なかなか手が込んでいて、かつじんわり、ほっこりした旨味がある。これを適宜摘まみながら、くいっとやる赤星はまた格別なのだ。


味噌ラーメン+味玉
今朝の店主のXに告知されていたのはお馴染みの牡蠣塩と珍しい味噌。迷わず味噌にした。味噌は
今年3月の濃厚煮干しの辛味噌以来と久し振りで、しかも辛くない普通の味噌を紬でいただくのは実は初めて。なおご飯は朝が遅かったこともあり自粛。

こちらが、紬のノーマル味噌ラーメンとなる。前述の通り紬で味噌味の麺が出ること自体が珍しいし、券売機には味噌系列のボタンはない。券売機の盤面は醤油、塩、煮干しの三種に限定が数種、付け合わせ、飲み物という構成なのだ。

この味噌スープだが、思っていたよりも味噌の味、香りともに濃いめで芳醇。以前の辛味噌は煮干しとの干渉を避けるため薄めに使っていたようだが、今回のこれはしっかり目で分かりやすい味の組み立てだ。使用している味噌は信州産、郡上八幡産など複数種類の合わせ味噌=ブレンド=であり、複雑かつ上品、そして存在感溢れるボディー感なのだ。出汁の種類は店主に尋ねなかったので不明だが、鶏ガラ、魚介、昆布、椎茸あたりから煮出しているのであろうか。

付け合わせは厚手で大判の低温調理ロースチャーシュー、それと味噌ラーメンらしく唐辛子と辣油か、あるいは豆板醤あたりを入れて炒め煮にした肉味噌、板海苔3枚、味玉といったところ。添え付けは刻み韮、もやし。因みに札幌味噌などでお馴染みのバター、コーンは不使用。



通常のラーメン屋あるいは味噌ラーメン専門店のスープは、味噌の角が立っていたり塩味が強すぎたりとどこかが突出していることが多い。しかし、紬のこの味噌スープは実に芳醇で、ベースの出汁、肉味噌、チャーシュー、韮などの付け合わせ、添え付け具材、そして麺とを有機的に結合する働きが素晴らしく、全ての要素が高度に調和し、かつどこかが突出するということが一切ない秀逸な出来栄えだ。

全体をぐずぐず混ぜてから多加水麺をちゅるちゅる啜れば、高雅な味噌の風味、味で一気に満たされ、まさに空前絶後のハイ・バランスな味噌ラーメン。満悦至極。

お店データ

紬 TSUMUGI
横浜市神奈川区六角橋2-10-1電話:不明
営業:11:00~15:00
18:00~21:00(火水金のみ)
定休:月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
最寄:東急東横線 白楽8分、東白楽9分
クラシック版:今日は何の日?
11月10日は、クープラン生誕の日。
François Couperin 1668/11/10 - 1733/9/11 France / Composer

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