日曜ランチの様子から。
まずは生ビール
11月になったのにまだ温暖で、上着が要らない状況が続く。今日は特に用事がなく朝から庭木の剪定などしていた。あっという間に正午を過ぎ、オーケーまで日用品、今晩の食材等を買い出しに。ランチは久し振りにこちらで。

サラダ、アンティパスト
いつものサラダ、アンティパスト付きのランチセットをオーダー。

アンティパストは、スペイン産ハモンセラーノ、グリーンマスタードのポテトサラダ、自家製レバーパテのブルスケッタとなる。三品はどれもが定番で、安定と信頼の美味しさ。これで生ビールをくいっとやると実にほっこり、落ち着くのだ。




サバと秋茄子のアラビアータ
こちらは家内のオーダー。3週間ぶりに来てみたらメニューが大幅に刷新されていて晩秋あるいは初冬バージョンになっていた。なおこちらは新作メニュー。

鯖も茄子も旬の食材で、これをふんだんに使ったアラビアータとなる。

アラビアータなので味付けはトマトベースで多少の辛味があるのだが、誰にでも食べられる程度の仄かなもの。そして鯖、茄子という和の食材を合わせているところがスマイルらしいところ。しかし、鯖と茄子というのはあまり馴染みがなかった。

ところが、ここにアラビアータの基材となるトマトが入ると抜群の相性を示す。トマトと茄子、トマトと鯖、どちらも合う。それを、トマトを仲介として引き合わせるというこの取り合わせはかなり天才的だと思った。


更に、鯖の脂成分、それと秋茄子の青臭さ、アラビアータには必須の葫(にんにく)の相性が非常に良く、旨味を相乗、倍加させる効果があるのだ。よくもまぁ、こういった取り合わせを考案するものである。めちゃ旨い。

サーモンと薬味のサクサクピリ辛ソース~卵黄のせ~
こちらは私のオーダー。これもこの初冬に追加された新作メニュー。

このパスタは実に不思議だ。サーモンはパスタ素材としては時おりあるのだが、この薬味と称する野菜類が凄くユニークだ。九条葱、通常の長葱、アーリーレッド(紫玉葱)、茗荷なども入っているようだ。

そこに色んな味のする謎の粉末状の調味料がかかっていて非常に複雑系の味、更に極めつけは卵黄が一つトッピングされていること。これを崩し、ぐずぐず、全体を混ぜてからおもむろにわしわし。これはたまらない。なんともまったり、しかし薬味の風合いが完全に残り、和風の出汁っぽいソースとともにパスタを啜ると天にも昇る心地。


鮭の切身が多量に入っているためパスタにはサーモンの風味がしっかり絡んで浸透し、これだけで十二分に美味しいのだが、そこに更に薬味に使われる野菜類がふんだんに入って、これはまるで薬味蕎麦のようなイタリアンとなっているのだ。比喩が難しいが、なんだがジャパニーズ系イタリアンという感じ。これぞスマイルの真骨頂というか極致。こんなパスタは初めて体験した。



ドルチェ
最後のドルチェは、自家製の洋梨タルト+バニラアイスのベリーソース添えとなる。

スマイルの和食材系のイタリアン、新メニューになっても健在だ。最後、帰り際、店主に美味しかったこと、常に新メニューに挑戦されていることの素晴らしさを告げたら、いやいやネタがなかなか続きませんよ、と話されていた。たゆまぬ企業努力に脱帽。今回も美味しい新作に感謝。
お店データ

Smile on the Table
横浜市港北区菊名1-7-7 フィル・パーク妙蓮寺1F
電話:045-717-7313
営業:11:30~14:00、17:00~22:00
定休:月曜、他不定休
最寄:東急東横線 妙蓮寺1分
クラシック版:今日は何の日?
11月3日は、ベッリーニ生誕の日。

ヴィンチェンツォ・サルヴァトーレ・カルメロ・フランチェスコ・ベッリーニ(Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini, 1801年11月3日 - 1835年9月23日)は、イタリアの作曲家。19世紀の最も重要なオペラ作曲家の一人。
カターニアの音楽家一家に生まれる。幼少より父からピアノの手ほどきを受け、5歳で弾きこなした。7歳からは祖父に作曲を習う。宗教曲、アリエッタ、器楽曲をこの頃作曲した。1819年にはカターニア市の援助を受けてナポリへ赴き、ナポリ楽派の大家の作品とハイドンやモーツァルトの器楽曲を学ぶ。
ナポリ音楽院を修了後、27年にミラノのスカラ座のためにオペラ〈海賊〉を書き成功を収める。このオペラの台本を書いたロマーニと組んで、その後も〈夢遊病の女〉や〈ノルマ〉など数々の傑作を生み出した。33年にはロンドンでオペラ数作を上演し人気を博す。同年パリのイタリア座でも成功を収める。この時期にロッシーニやショパンらと親しくなる。35年に〈清教徒〉が大好評を博した。
ベッリーニは音楽学校の教師や歌劇場の音楽監督などの公的な地位には一度も就かず、オペラ作曲家として生涯を過ごした。1835年パリ近郊ピュトーにて33歳の若さで没した。
(PTNAより)

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