ある風景:Motomachi, Yokohama@Spring #9 |
ダニエル 1
クラシックな家具のメーカー、そして販売店として君臨する店。前身は戦前からの洋風家具のメーカー。実質的な創始者は富沢市五郎とされ、その弟子だった石川謙蔵が皇室儀式用の椅子やホテルニューグランド向けの家具などを製作したことが発祥とされる。
ダニエル 2
その後、1948年に神奈川県需品共同家具組合理事長に就任した咲寿武道という人物が協業組合ヨコハマクラシック家具を創設し、それが現在のダニエルの基礎を築いたとされている。今も店頭に置いてある大きな椅子の模型はその当時からの伝統を継承している。
クラシック版:今日は何の日?
10月1日は、デュカス生誕の日。
ポール・アブラアム・デュカス(デュカ)(Paul Abraham Dukas [pɔl abʁaam dyka(s)]、1865年10月1日 - 1935年5月17日)は、《魔法使いの弟子(L’apprenti sorcier)》でおなじみのフランスの作曲家。
公表した作品は僅か20曲足らず、晩年に破棄した未完・未発表の作品は70数曲というほど、厳しい自己批判の精神をもっていた。13歳の頃から作曲を始め、パリ音楽院でピアノをマティアスに、和声学をテオドル・デュボアに、作曲をギローに師事した。ローマ大賞をのがして音楽院を退学しているが、音楽院ではドビュッシーやダンディと知り合うことができた。パリ音楽院のオーケストラ科や作曲科、エコール・ノルマルの作曲科の教授を務め、メシアンらに教えた。
雑誌の評論を執筆した他、研究発表や他の作曲家の作品の校訂や編曲も行っている。採り上げられた作曲家は、クープランやラモー、スカルラッティ、ベートーヴェン、サン=サーンスなどである。非社交的で名誉や名声といったことに関心の薄かったデュカスは、晩年にフランスの学士院の会員に選出されている。ストラヴィンスキーやフランス六人組、ウィーン表現主義など当時の音楽の流れに共感を示さなかったが、デュカスの独自の作風はシェーンベルクやベルクに影響を与えた。
ピアノ作品としては、長大な《ピアノ・ソナタ 変ホ短調》や《ラモーの主題による変奏曲と間奏曲、終曲》がある。
(PTNAより)