土曜ランチの様子から。
まずは生ビール
台風一過となり、またまた酷暑。遠出はやめてオーケーに買い出しに行くついでにこちら。今年の正月以来と実に久し振りだった。

肴二品
お勧めメニューに出ていた前菜三種盛、レギュラーメニューから牛蒡の天ぷらをチョイスした。なお前菜三種盛は初めて見る料理だった。

前菜の三種とは、辛子こんにゃく、茄子の煮浸し、合鴨ローストと鮪の煮凝り。四種盛という気もするのだが合鴨と煮凝りはセットで一つと数えるようだ。どれも下拵えは入念にしてある。いずれも塩味は薄く、その代わり旨味と甘みが存分に引き出されている。蕎麦前に頼むには分量的にも種類的にもちょうど良い内容だ。




こちらは牛蒡の天ぷら。茹でてから出汁で軽く煮〆て、その後に衣を付けてざっと揚げた天ぷら。しゃりしゃり食感が適度で、柔らか過ぎず硬すぎず、しかも根菜類特有の旨味がぎゅっと凝縮されている。生ビールがぐいぐい入って行く。


鴨せいろ
二人とも創業以来の看板商品、鴨せいろをオーダー。私は後述のとおり、ご飯セットを頼んだ。以下は全景で、上側が家内の鴨せいろ単品となる。

鴨せいろ ご飯セット
こちらは私のご飯セット。

店の創業時には単品の鴨せいろのみの提供であったが、私を始めご飯で〆たいとの要望が複数あがり、このご飯が付いたセットが考案されたという経緯がある。


北海道産の玄蕎麦で打った抜き実の挽きぐるみ蕎麦はいつも通り凛とした風味と食感。もちろん、とろみ餡のつけ汁とも良く絡む。

つけ汁は本枯節と合鴨の合わせ出汁で、仕上げに片栗、葛でとろみを付けてある。合鴨特有のじわっとした優しく深い旨味、甘味が秀逸だ。




炙った合鴨のスライス、鴨つくね、大量の刻み葱とともに蕎麦を啜れば、申し分のない味わいと落ち着いた滋味に包まれる。やはり、こちらの鴨せいろは只者ではなく、非常に旨いのだ。

ご飯セット ▶鴨雑炊
蕎麦が終わったら予定調和のこれ。

ご飯の量は軽く一膳程度。添え付けには刻み海苔、葉三つ葉、あられ。ここへ残しておいた鴨肉、鴨つくね、葱を載せてから鴨汁をひたひたに注ぎ込み、緩くぐずぐず混ぜる。そして、わしわし掻き込めば鴨と本枯節の風味が一気にやってくる。この鴨汁は蕎麦だけでなくご飯とも非常に合うのだ。


最後には蕎麦湯をいただいてこの日のランチを締めた。

お店データ

そば香 妙蓮寺本店
横浜市港北区菊名1-3-8 コーポ静河1F電話:045-309-8546
営業:11:00~15:30、17:00~23:00
定休:不定休
最寄:東横線 妙蓮寺1分
クラシック版:今日は何の日?
8月17日は、フローラン・シュミットの忌日。

フローラン・シュミット(Florent Schmitt、1870年9月28日、ロレーヌ・ブラモン(Blâmont) - 1958年8月17日、ヌイイ・シュル・セーヌ)は、フランスの作曲家。音楽の勉強を始めたのは10代の後半のことであった。
パリ音楽院にて、和声学をラヴィニャックとデュボアに、作曲をマスネとフォーレに師事した。1897年には《カンタータ フレデゴンド》でローマ賞の第2位に入賞。1900年に《カンタータ セミラミス》でローマ大賞を受賞した。3年間にわたるローマへの留学の後、ドイツやオーストリアへも足を運び、パリへ戻る。
フランスの中でもドイツの色の濃い地方に生まれたシュミットの作品は、ドイツ的な重厚さとフランス風の洗練を併せ持つ。ピアノ作品の他にも、管弦楽曲や協奏曲、室内楽、声楽曲と様々な編成を手がけている。
(PTNAより)
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