日曜ランチの様子から。
まずは生ビール
朝からうだる暑さで、横浜は猛暑日となった。梅雨明けは例年より早いくらいだったので水不足が懸念される。
肴三品
猛暑のなか、元町商店街でお買い物。ついでにランチは至近のこちらまで。ビールのお供は以下の三品。
まずは板わさ。小田原・鈴廣の蒲鉾は定石通りの味で、伊豆半島の山葵漬け、醤油でいただく。
次は定番の梅水晶おろし。鮫軟骨のスライスを梅肉で和えたものに大根おろしが添えてある。酸味のある梅水晶を大根おろしでまぶしていただくと爽やかな風味に包まれ、ビールが進む。
最後は今年の新開発品、たぬきやっこ。絹ごし豆腐に狸=天かす、胡瓜と蒲鉾の細切り、かいわれ大根など載せた冷奴だ。別添の専用醤油ダレをぶっかけてからいただく。天かすの薄い揚げ油と冷奴、その他の具材、醤油ダレが馴染んで絶品。更にビールがくいくい入っていく。
肉せいろ
こちらは家内のオーダー。普段は彩り蕎麦だが、昨今は暑くて体力が落ち気味なので敢えて肉にする由。
豚コマ肉、長葱の削ぎ切り、葉三つ葉がたっぷりと入った冷たいつけ蕎麦。蕎麦汁は本枯節からとった滋味深いもので薄めのかえし醤油とともに豚肉にじんわり浸みて美味しい。
豚肉はあらかじめ茹でこぼしてあるためか脂が適度に落ちていてさっぱりしている。そのためか、この出汁は抜き実の挽きぐるみ蕎麦にも凄く馴染みが良くて秀逸なのだ。むろん家内の表情は満足そのもの。
鴨せいろ
こちらは私のオーダー。これを頼むのは去年の秋口以来とちょっとご無沙汰だった。
鴨は水鳥で、その脂は軽量にして芳醇な風味、味が特徴となる。蕎麦汁のベースはやはり本枯節だが、そこに濃厚な合鴨の出汁もしっかり溶出していて旨味が濃くて絶品だ。
長葱の削ぎ切り、葉三つ葉も大量に入り、ここに空知産の挽きぐるみ蕎麦を手繰り入れてぐずぐず混ぜ、ちゅるちゅる啜る。鴨の脂と出汁の旨味、甘味が混然一体となって口から喉にかけ一気に拡散する。鴨肉スライスのしんねり食感、長葱のしゃっきり食感も良好でこの蕎麦に非常に合う。やはりここの鴨せいろは超絶美味しいのだ。
お店データ
木の芽
横浜市中区石川町1丁目11 電話:045-641-5835
営業:11:30~21:00
定休:水曜
最寄:JR石川町(南口)1分、
MM21線 元町・中華街8分
クラシック版:今日は何の日?
7月28日は、J.S.バッハとヴィヴァルディの忌日。
超ビッグネームの二人ということでバイオグラフィーは省略。
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介