月曜ランチの様子から。
まずは生ビール
たち花に来るのは今年3月以来と実に久し振りだった。この界隈で椀子蕎麦が食べられる希少な店なので土日祝日は大変混み合い、かなりハードルが高い。この日もテーブル席は全て椀子の客が独占で、奥の座敷に通された。
肴三品
定番の蕎麦前を三品オーダー。
太った大振りの目鯒(めごち)をからっと揚げた天ぷらはふっくらで、薄い脂の甘みがあって生ビールに最適。
ぷっくり、ふんわり揚った山芋の磯部揚げは弾力があってぷよぷよ美味しく、これまた生ビールがくいくい入って行く。
最後のこれは我々の定番にして大好物である一夜干し焼き烏賊。磯の香りが浸み浸みで、しっとり良い塩梅の干し加減、焼き加減で食感が最高。塩味はそこそこだが旨味が強く、これまたビールが進みすぎるのだ。
盛岡冷麺
こちらは家内のオーダーで、夏の定番となる。
この冷麺は、たち花の出自である盛岡の名品で、現地譲りのレシピ/直送の食材で拵えた夏季限定の名品なのだ。なお最後に家内がいただいたのは昨年9月下旬のこと。
スープは牛骨あるいは牛テールから時間をかけてじっくり煮出したスープに鶏ガラスープが合わせてあり、透明感あふれる秀逸な物だ。
添え付けはりんご、胡瓜の千切り、キムチ、カクテキ、茹で卵、そして絶品の柔らかい自家製チャーシューとなる。弾性、靭性ともに強い自家製の冷麺専用の麺は超硬茹でだ。
この麺は当然に喉越し、歯応えともに文句なしだ。冷たい麺に美味しいスープが絡み、また付け合わせの美味しい甘いチャーシューや仄かな酸味のあるキムチと相俟って超絶的な旨さなのだ。
冷しかき揚げそば
こちらは私のオーダー。
横浜市内でも一二を争うクォリティ/大きさを誇る掻揚げをどんと載せた、たち花名物の冷ぶっかけ蕎麦の一つだ。なお平日ランチだとこれにご飯やお新香が付いて同じ値段で供されるが今日は祝祭日ということで単品での提供。
掻き揚げの材料は仕入れ状況や季節ごとに変化するが、今日は玉葱、長葱、人参、薩摩芋、南瓜、中型海老などだった。これらに割と硬めの衣をはたき、高温でさくっと揚げたところを熱々で冷蕎麦に載せてサーブされる。
添え付けは胡瓜の千切り、刻み海苔、煎り胡麻。掻揚げを適当に崩してしっかり目に味が付いた冷たい蕎麦汁に浸し、ざくざく齧る。また蕎麦をするする啜る。もうこういった滋味深い冷たい蕎麦は最高なのだ。
お店データ
わんこそば たち花
横浜市神奈川区白楽5-13 電話:045-431-9445
営業:11:30~21:00
定休:年中無休(1月1日、2日は休み)
最寄:東急東横線・東白楽2分
クラシック版:今日は何の日?
7月15日は、ブロッホの忌日。
エルネスト・ブロッホ(Ernest Bloch, 1880年7月24日 - 1959年7月15日)はスイス出身のユダヤ人作曲家・音楽教師。
ジュネーヴに生まれ、ブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイほかに師事。その後フランクフルト・ホーホ音楽学校にも学ぶ。1916年に渡米するまでヨーロッパ各地を転々とした。1924年に合衆国市民権を取得。
教育者としてアメリカ各地の音楽学校から引く手あまたで、ジョージ・アンタイルやロジャー・セッションズ、クインシー・ポーターらが門人にいる。1920年12月に、新設されたばかりのクリーブランド音楽学校の首席音楽監督に就任、1925年までその任を務める。その後、1930年代はほとんどスイスに帰省していたが、後にアメリカに戻った。オレゴン州ポートランドにて癌により永眠。
(Wikiより)