日曜ランチの様子から。
まずは生ビール
在庫が少なくなった保存食や常備品などの補充のため業務スーパーまで。その前にランチは近くのこちらへ。
肴三品
入店は13:00ちょうどくらい。いつもは混み合う時間帯だが今日はたまたま空いていて窓際のテーブル席へと通された。生ビールのお供には以下の三品をオーダー。
こちらは美味搾菜(ザーサイ)。一皿250円と格安ながら分量はたっぷり。塩味は割と強く、深い旨味も手伝ってか生ビールがくいくい入り、油断すると飲み干す勢いだ。
福臨門煎餃子と、店名を冠する焼き餃子だ。皮は表がふっくらもっちり、焼き目側はかりかり。餡はぎっしりたっぷり挽肉と韮が良い香り。酢醤油に辣油をちょいと浮かべてむしゃむしゃ。これまた生ビールごくごく。
最後は煎萝卜糕(焼き大根餅)。むっちり、そしてほんのり甘めの餡が美味しい。干し海老もたっぷりで、焼き目の鄙びた香りでまた生ビールが進む。
海鮮陳麻婆豆腐
例により、四川の辛い料理を一皿頼み、後述の炒飯にオンしていただく趣向。
こちらはメニュー上の日本語表記は海鮮入り激辛麻婆豆腐となる。オーソドックスな麻婆豆腐だとメイン具材は挽肉なのだが、これは挽肉を減らしたぶん烏賊、海老、帆立貝柱、白身魚のほぐし身をたっぷり加えている。
挽肉だけの麻婆豆腐は甘美で重厚な味が特徴だが、これは更に潮の香りもプラスされ、ヘルシー感が漂って非常に美味しい。味付けは郫県(ピーシェン)豆板醤、豆鼓醤、花椒(ホワジャオ)、辣油と、四川の典型的な辛い仕上げだ。
蒜蓉炒飯
こちらが、このところ嵌っている葫(ニンニク)炒飯となる。
卵、刻み万能葱、そして刻みニンニクがたっぷり入り、高カロリーバーナーで一気に鍋を煽って米粒一個一個をぱらぱらに仕上げた技ありの炒飯なのだ。これは家庭ではなかなか出せない粒感だ。
海鮮麻婆を葫炒飯にどろりと載せ、緩くぐずぐず混ぜ、もぐもぐ掻き込む。深い辛味の郫県豆板醤、塩味の効いた豆鼓醤、痺れる花椒が炒飯に浸透して実に美味しいのだ。久し振りに本場四川の麻辣を堪能した。満足かつ満腹。
お店データ
福臨門
横浜市神奈川区斎藤分町3-6 電話:045-481-8883
営業:月~金:11:00~15:00、17:00~24:00
土日祝:11:00~24:00
定休:無休
最寄:東横線 白楽7分、東白楽8分
クラシック版:今日は何の日?
5月19日は、アイヴズの忌日。
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介
今週の珈琲
コロンビアのパレスティナというマイクロロットのスペシャルティ・コーヒ。
コロンビア南部の山間のウィラ地方の中の地区名称がパレスティナということらしいが由来は不詳。色々な品種が栽培されているようだが、この豆の種もよく分からないが、ティピカ、ブルボン、あるいは、これらからの改良品種、変異品種であるカトゥーラかカスティージョ種かもしれない。ミディアム・ローストで味わうと馥郁とした酸味、ライトで透明感溢れる苦味、そして完熟果実のようなフルーティーで豊かなフレーバーが特徴となる。これは非常に美味しいコーヒーであり、今はやりのゲイシャ種に相通ずるものがある。(豆工房 コーヒーロースト 白楽店)