金曜・憲法記念日のランチの様子から。
まずは生ビール
今日は好天の一日で朝から気温が上がり、夏日一歩手前まで。


今日はイセザキモール、横浜橋方面で買い物があったので、ランチは少し足を伸ばして三吉橋の小嶋屋でいただいた。こちらに来るのは昨年末以来とちょっとご無沙汰だった。店へは13時頃の到着。その時点では結構混んでいて少々待ってから席へ案内された。生ビールの突き出しはお馴染みの塩豆で、酒肴が到着するまでぽりぽり齧る。
肴二品
蕎麦前には身欠き鰊の山椒煮、春野菜の天ぷらを頼んだ。
身欠き鰊は丁寧に戻してから山椒と薄目の醤油で煮付けてあり、爽やかな香りとぴりっと感が心地よい。むろん生ビールがくいくい入っていく。


春野菜の天ぷらはこのシーズンならではの一皿で、季節の移ろいを感じさせてくれるこの店の歳時記のようなもの。以下、順不同に新筍、しどけ、新じゃが、たらの芽、ふきのとう、山うど、こごみ、うるい、よもぎ等々。どれも味、風味は異なるが、それぞれに春の息吹が感じられて美味しいのだ。もちろん塩のみでいただく。










変わりそば=よもぎ切り
こちらは家内のオーダー。季節の旬の素材で打った特製の変わり蕎麦となる。

冬の間は柚子(ゆず)切りで、春になるとこの蓬(よもぎ)切りが出て来る。おそらく次に来るときには紫蘇(しそ)切りに切り替わっていることだろう。

小嶋屋の変わり蕎麦は製粉時の一番粉、すなわち更科粉と呼ばれる白く半透明な蕎麦粉に旬の材料を混ぜて手打ちしている。更科粉は一般に玄蕎麦の香りはあまりせず無臭に近いのだが、ここ小嶋屋の更科粉はとても香りが良い。そこにこの春の旬である蓬粉を混ぜているので蕎麦の香りに蓬の香りが重畳され、非常に爽やか、そして豊かな風味となる。本枯節の蕎麦汁に浸して啜れば、これまた春の気分に満たされるのだ。

鴨せいろ
これは私のオーダー。

鴨せいろは昨年末にいただいて以来。こちらの鴨せいろは正攻法で奇を衒ったところがない完璧かつ純朴な蕎麦で、使われる食材も必要最低限度で虚飾はない。





出汁は本枯節に鴨汁が合わさったもので両方の味、風味が楽しめる。蕎麦猪口には合鴨切身、丸太切りの長葱が浮かんでいる。打ち立てで香り高い抜き実の挽きぐるみ蕎麦を適量手繰り、するすると啜れば鴨と本枯節の香りがダブルで一気に押し寄せてくるのだ。非常に旨い。


お店データ

三吉橋 小嶋屋
横浜市南区中村町3-188-9電話:045-261-0391
営業:11:30~15:30、17:00~20:00
定休:月曜
最寄:市営BL阪東橋8分、伊勢佐木長者町11分
京急黄金町13分
クラシック版:今日は何の日?
5月3日は、中田喜直の忌日、小山実稚恵の誕生日。
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