土曜ランチの様子から。
まずは生ビール
この日は高島屋などに用事があって西口方面まで。こちらは今年2月上旬以来で、季節メニューが春に変わっていた。なお、生ビールの突き出しは焼きほぐし鮭入りの大根おろし。


肴三品
蕎麦前には今月の旬のメニューから二品、レギュラーメニューから一品をチョイス。
以下は、あすぱらどうふ(アスパラ豆腐)。おそらくアスパラを擂り下してからピュレしたものに少量の寒天を加えて緩く固めたものだろう。風味はまんまアスパラで、非常にフレッシュ。粘性が強めの山芋に似たタレでいただく。


以下は煮物炊き合わせ。具材は新筍の穂先と軸、長芋、じゃが芋、そら豆、蕗、生麩、油揚げの水菜巻き。季節の風味がちゃんと詰まっていて実に春らしい風味。塩味は少ないが出汁が効いていて美味しいし、熱の通りが良い塩梅で素材本来のフレーバーがそのまま生きている。




以下はレギュラーから、蟹真蒸湯葉揚げ。蟹の剥き身を更に擂り潰して滑らかにしたものを湯葉に包んで揚げてある。揚げ湯葉の表面はかりかり、中身の蟹しんじょはクリーミーで風味が強い。むろん非常に美味しくビールがどんどん進む。


筍そば
今回は二人とも季節の暖かい蕎麦にした。こちらは家内のオーダー。

セット内容は二人とも同じで、温蕎麦の丼に薬味(辛味大根、刻み葱)、糠漬け(大根、大根の皮、胡瓜、人参)と実にシンプルだ。


具はネーミング通り、新筍の穂先スライスがたっぷり5~6枚入る。それ以外には人参、長葱の細切り、葉三つ葉、若布。この筍の穂先は非常に香りが良く、なおかつ歯を当てると殆ど抵抗なくほろりと割れるほど柔らかい。なお出汁は本枯節だ。少しシェアしていただいたが、この筍とともに蕎麦を啜ると春の気分満載となる。


鯛そば
こちらは私のオーダー。温蕎麦をいただくのは数年ぶりという気がする。

天然の鯛の切身が10切れほど入った温蕎麦となる。その他の具材は家内の筍蕎麦と共通で最低限度のシンプルさ。



切り身自体は刺身程度と大きくはないが、わりと分厚い身で噛むとみっしり感がする。出汁の強さは本枯節:鯛=3:7程度であろうか。むろん感覚的な話だが。馥郁とした香りと強い甘みが特徴的で、これは旬の桜鯛という感じが全開なのだ。蕎麦に鯛出汁が浸みており、啜るたびに鼻に抜ける芳香が非常に秀逸。こんなに美味しい鯛の蕎麦をいただいたのは久し振りだった。


お店データ

九つ井(ここのついど)横浜店
横浜市西区北幸2-6-26 H1横浜ビルB1F
電話:045-313-9110
営業:平日:11:30~22:00(21:00 LO)
土祝:11:30~22:00(21:00 LO)
定休:日曜
最寄:各社線 横浜6~8分
クラシック版:今日は何の日?
4月13日は、ヘンデル:メサイアの初演の日。
※メサイアの初演はかなり古く、1742年4月13日
場所はダブリンのフィッシャンブル・ストリート=Fishamble St.=のホール
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