利久庵@関内

土曜のランチの様子から。

まずはビール

利久庵に来るのは昨年末以来で、ちょうど1年ぶりだった。

肴三品

蕎麦前は写真の順に赤えんどう豆、厚焼き玉子、ほたるいかと小鯵のみりん干し。

赤えんどう豆は家内の好物で、一年ぶりに味わう懐かしくも鄙びた純朴な味。卵焼きはちょっと甘めの味付けで実にほっこり、醤油を垂らしてある大根おろしとともに味わう。最後が福井産とされる蛍烏賊と鯵の味醂干。蛍烏賊は間違いなく富山湾産だ。甘めの味醂で味付けし、しっかり天日干してあるので旨味が尋常でない。日本酒に行きたかったが真昼間なので自重し、黒ラベルをもう一本追加した。

揚げ帆立と小海老のみぞれそば

こちらは家内のオーダー。
利久庵が得意とする大鉢に盛った変わり冷蕎麦のうちの一つ。メインは揚げた帆立貝柱と小海老の天ぷらで、そこに人参、水菜、細切り葱、スプラウト、ミニトマト、岩海苔などが載る。そして大根おろしを崩して蕎麦、具材とともにぐずぐず混ぜていただくという趣向だ。帆立、海老が揚げ立てで非常に香りが良く、また薄い揚げ油が出汁、蕎麦に浸みて非常に美味しい。

冷し上利久

こちらは私のオーダー。
これも大鉢に盛りつけた名物の冷蕎麦で、店名を冠しているだけあって内容はゴージャスだ。魚介・肉系具材は大振りの海老天、鶏肉の煮付け、鶏つみれ、蒲鉾2種、卵焼き、茹で卵となる。野菜系は湯葉巻き、茄子の天ぷら、人参、椎茸、南瓜、水菜、りんご等となる。蕎麦汁は最高級の本枯節で風味、滋味ともに最高。これが硬茹での新蕎麦に浸潤して実に美味しい。



お勘定を済ませる際、持ち帰り蕎麦セットを一つ追加してもらい、大晦日の年越し蕎麦は無事確保できた。

お店データ

利久庵

横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
電話：045-641-3035
営業：11:00～20:30
定休：日祝
最寄：JR、市営BL 関内2分

クラシック版：今日は何の日？

12月30日は、アントニオ・パッパーノ、パーヴォ・ヤルヴィ、ロベルト・アバドの誕生日、ブラームス：交響曲第2番、ブルックナー：交響曲第7番 初演の日。

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※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介

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※JB#2 : 1877年12月30日
　ハンス・リヒター指揮／ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

※JAB#7 : 1884年12月30日
　アルトゥル・ニキシュ指揮／ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団