Smile on the Table@妙蓮寺

日曜ランチの様子から。

まずは生ビール

スマイルは11月中旬に開催されたディナー以来だったので一カ月以上のご無沙汰。

サラダ、アンティパスト

いつものサラダ＋アンティパスト付きのパスタ・ランチセットをオーダー。アンティパストは写真の順に、定番グリーンマスタードのポテトサラダ、自家製ローストポーク、そしてゼッポリーネとなる。ゼッポリーネ、あるいはゼッポリーニはナポリ地方の惣菜で、ピザの生地に海藻を混ぜて揚げたもの。いうならば揚げパンだ。スマイルのこれには岩海苔がたっぷり入っていて磯の香りが漂った。

小エビとブロッコリーの濃厚エビ味噌トマトソース

ことらは家内のオーダーで、冬の新作メニューと思われる。

まさにメニュー名称から文字通りの内容で、濃厚な海老味噌をトマトと合わせた赤いソースがベースとなり、そこに小海老とブロッコリーの乱切りがたっぷり入る。海老味噌とトマトは味の相性はどうかと思ったのだが、これが両者ともプラスの相互作用を発揮している。つまり、海老味噌の癖、臭みをトマトが中和してくれる方向、またトマトの鋭敏な酸味をエビ味噌の濃い旨味で円やかにしてくれる方向へと働いているのだ。むろん硬茹で手打ちパスタとの絡みも秀逸で、非常に美味しい一皿に仕上がっている。

秋鮭とえのきのアーリオ・オーリオ～イクラ乗せ～

こちらは私のオーダー。確か9月上旬のメニュー改定の際に登場し、家内がいただいて高評価だった一皿。

秋バージョンのパスタの多くは冬バージョンへと衣替えしたが、店主曰くこれは人気があって息きが長く秋から冬へと継続して提供中とのことだ。柔らかく旨味の強い秋鮭の切身と、海鮮食材と相性の良い榎がたっぷりと入ったアーリオ・オーリオとなる。仕上げには多めのイクラが載り、これらをぐずぐず混ぜると鮭の身と卵が混然一体となって磯の香りを演出してくれる。いわば鮭の親子パスタという趣向だ。もちろんアーリオ・オーリオなので葫、オリーブ油の風味もしっかり生きており、手打ちパスタへの馴染みも最高だ。

ドルチェ

ドルチェは自家製クリームチーズケーキ、バニラアイスのベリーソース添え。またまた和食材とイタリア料理の邂逅をたっぷりと味わうことができた。帰り際に店主が来てくれ、年明けには再び一部メニューを更新するので楽しみにしていてくれ、とのこと。いや、実に楽しみで待ち遠しい。

お店データ

Smile on the Table

横浜市港北区菊名1-7-7 フィル・パーク妙蓮寺1F
電話：045-717-7313
営業：11:30～14:00、17:00～22:00
定休：月曜、他不定休
最寄：東急東横線 妙蓮寺1分

クラシック版：今日は何の日？

12月24日は、アルバン・ベルクの忌日。

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※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介（再掲）