日曜曜のランチの様子から。
まずは生ビール
昨日の横浜の気温は24.5℃。また小田原で25℃を超えて夏日となった。ところが今日は一転、朝から肌寒い日となり暖房をつけないと冷え冷えする。


今日は横浜橋方面で買いたいものがいくつかあるとのことで、寒空のもと厚着をして出掛けた。ランチは今年三月以来の小嶋屋でいただくことに。13時を過ぎていたがなんと満席で、玄関先の椅子に腰かけて待つこと暫し。ようやく声が掛る。厨房もフロア係もてんてこ舞いだった。
肴三品
蕎麦前には板わさ、厚焼き玉子、きのこの天ぷらの三品。
板わさにはざく切りの茗荷が添えつけられ、これが意外と風味が良く、ちょっとしたえぐみも感じられて美味しい。薬味は山葵と梅肉。梅の風味で蒲鉾をいただく趣向は珍しいが、これまたいい感じだった。


どこか懐かしくほっこりする厚焼き玉子。僅かだが青海苔が入っていて仄かに磯の香りが漂う。甘味は中庸で、醤油をかけた大根おろしとともに頬張ると豊かな鶏卵の風味が拡がる。


秋から冬にかけての定番、茸の天ぷら。具材は椎茸、榎、舞茸、しめじ、エリンギ、平茸、そして色付けの隠元。どれもからりと揚っていて美味しい。粗塩を適宜振りかけていただけばビールがくいくい入って行く。






変わりそば=けしきり
こちらは家内のオーダー。季節の素材を入れて打った特製の変わり蕎麦となる。

季節に応じて入れる素材は変わり、罌粟は秋から初冬にかけての材料。この後は新年を挟み柚子の蕎麦となる。おそらく今週から来週あたりで罌粟は終わりだ。小嶋屋の蕎麦は自家製粉で、その一番粉=更科粉に粉砕した罌粟を混ぜ込んで手打ちしたもの。罌粟に特有の風味と優しい甘い味が更科粉と融合して美味しいのである。


鴨せいろ
これは私のオーダー。








鴨せいろは昨年の夏にいただいて以来と久し振りだった。小嶋屋の鴨せいろはオーソドックスで奇を衒ったところがない典型的な優等生スタイル。出汁は本枯節と鴨汁のツーウェイ、そこに合鴨の切身、丸太切りの長葱がたっぷり浮かぶ。ここへ抜き実の挽きぐるみ蕎麦を手繰り、柚子胡椒をちょちょいと付けて一気に啜れば鴨風味に満たされる。最高だ。
お店データ

三吉橋 小嶋屋
横浜市南区中村町3-188-9電話:045-261-0391
営業:11:30~15:30、17:00~20:00
定休:月曜
最寄:市営BL阪東橋8分、伊勢佐木長者町11分
京急黄金町13分
クラシック版:今日は何の日?
12月17日は、コヴァセヴィチの誕生日。

スティーヴン・コヴァセヴィチ(Stephen Kovacevich, 1940年12月17日 - )は、クロアチア(旧ユーゴスラヴィア)人の両親のもとに米国ロサンゼルスで生まれたピアニスト、指揮者。
レフ・ショルのもとで学び、1959年、ロンドンに渡り、マイラ・ヘスの薫陶を受けた。スティーヴン・ビショップ=コワセヴィチ名義で活動し、1961年、ロンドンでベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」を演奏してセンセーショナルなデビューを飾る。以後、ロンドンを本拠として演奏活動を開始、1967年にはニューヨーク・デビューも果たした。1984年から指揮活動も開始し、アイルランド室内管の音楽監督も務める。レパートリーの中心はドイツ・オーストリアの古典からロマン派の作品で、中でも1990年以降録音を開始したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は、高く評価されている。
(CDジャーナルより)(再掲)
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-33188497"
hx-vals='{"url":"https:\/\/MusicArena.exblog.jp\/33188497\/","__csrf_value":"1a7091b6afd0660db89e60069c6d26e18e170fc4d5f9952ece17ecd3d4519de16be1428908863ba9418addad6a7976c9495f23c0e875344a768a796e659c422d"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">