ある風景：Kannai～Bashamichi, Yokohama@Autumn #2

未整理写真の続きで、馬車道の様子。

純喫茶ウィーン 跡地

現在はコロナ禍の影響からか店を閉めているが、ハーバーで有名な横浜ありあけが馬車道に出したカフェ。だが、その前はずっと、純喫茶ウィーンが営業していた。創業は昭和中期だったが惜しまれながら2014年に廃業。私らも随分と通った馴染の喫茶店だった。今も当時の佇まいを残している。

リッチモンドホテル 横浜馬車道

今はビジネスホテルというかカジュアルなシティーホテルとしてこの界隈のランドマークとなっているリッチモンドホテル。私たちが横浜に居を構えた時分にはここは映画館。名を横浜東宝会館と称した。よく映画を観に来たものだが徐々に映画は廃れて経営が立ち行かなくなったのか2001年に閉館、その後長らく放置され2003年に取り壊され跡地にホテルが建った。

フロー・マリポッサ

フラワー・コンシェルジュ、つまり極めてハイセンスなお花屋さん。歴史はそう長くはないがいつも客が入っている。因みにこちらでお花を買ったことはない。

北京料理 味雅

馬車道にはそれほど数はない中華料理の老舗の一つ。子供が生まれた前後にはたまに来ていたが、店が狭く必ずしも座れるわけではなく、その後は疎遠となっていたが今でも地元の名店の一つ。そろそろ再訪しようかと思う。

クラシック版：今日は何の日？

11月28日は、ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番 皇帝」Op.73変ホ長調 初演の日。

1811年11月28日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにて、独奏はJ.F.シュナイダーによって初演された。その翌年、ベートーヴェンの弟子でピアノの教則本でも有名なツェルニーの独奏によってウィーンでも演奏された。（再掲）

今週の珈琲

ブラジルのプレミアム・コーヒー、アマレロ・ブルボン　ドナネネン農園。
アマレロ種とは、アラビカ種の下位系列のブルボン種の突然変異種のこと。コーヒーの実は成熟すると普通は赤くなるが、この種は黄色くなる。なおアマレロとはポルトガル語で黄色を意味する。香りはそこそこ良いがライトな感じ。全体的に淡白で苦味も諄くなく飲みやすく、従って飽きが来ない常飲タイプ。ミディアムローストだと僅かに酸味が残留し、コロンビア産の豆に近い味となる。個人的にはこれくらいが好みだが、酸味を完全に排除するにはシティロースト、あるいはフルシティで焙煎するのが良かろう。
（豆工房 コーヒーロースト 白楽店）