魚くに@妙蓮寺 |
まずは生ビール
この日は地元の駅前でランチということに。
昼頃に所用は全て終わったとの連絡が入った。この日は朝から気温は低く、激しい雨が降りしきり最悪の天候だった。ということで関内か横浜で待ち合わせようかと話はしていたのだが急遽予定を変更し、地元の最寄駅で家内を待ち受ける格好でランチをいただき、帰りに不足食材等をオーケーで調達して帰宅することとした。
妙蓮寺駅前でランチとなると選択肢はそれほどない。久し振りに焼魚をいただこうと向かったのは魚くに。今まで知らなかったが平日ランチというのがあったようだ。初めて頼んでみた。
平日ランチ 小鉢セット(鯖の味醂干し+海藻サラダ+明太子)
こちらは家内のオーダー。例により一枚目の写真は全景で、奥側が家内のセット。
鯖の味醂干は小ぶりだった。これがどうして相当に上質な干乾しで味醂の甘味の他、鯖が本来持つ薄くて軽量な脂の甘味が強く浸出しているのだ。少しだけシェアさせてもらったが、これが一切れか二切れあれば生ビールが飲み干せてしまうほどの強い滋味なのだ。むろん、じっくり、こんがり焼き上げる技術はさすがだった。
平日ランチ 小鉢セット(鮭の塩焼+しらすおろし+明太子)
こちらは私のオーダーで、焼魚は鮭、小鉢はしらす、明太子をチョイス。
やはり塩鮭は小ぶりだ。が、小鉢など他にも具沢山なのでこれくらいでないと余してしまうであろう。付け合わせの刺身は鮪中トロの叩き、青柳の切り身。鮪を炙った刺身は珍しい。旨味が凝縮され美味しすぎてビールを一気に飲み干してしまった。日向臭い上質唐辛子の効いた明太子は齧るも良し、ご飯に載せるも良しで秀逸。
鮭は背と腹の部位のバランスが良好、かつ薄塩で脂がかなり乗っており温かいほくほくご飯に合わせるには最高の切り身。もちろん焼き加減は最高の塩梅でこれ以上ないという絶妙さだ。ここに鬼おろしで粗めに砕いた大根、しらす、辛子明太子などを添えて一気にわしわし掻き込む。日本に生まれて本当に良かったと思えた瞬間。
お店データ
魚くに
横浜市港北区菊名1-7-10
電話:045-432-5537
営業:昼 :11:30~14:00(LO:13:30)
夜 :17:00~22:30(LO:22:00)
日祝:17:00~21:30(LO:21:00)
定休:月曜、第3日曜
最寄:東急東横線 妙蓮寺 2分
クラシック版:今日は何の日?
10月7日は、園田高弘の忌日。
園田 高弘(そのだ たかひろ、1928年9月17日 - 2004年10月7日)は、日本のクラシック音楽のピアニスト。
戦後の日本の音楽界を演奏者・教育者としてリードした。レパートリーと録音・演奏回数ともに余人の及ばない域に達しており、没年の翌年にも演奏会のスケジュールが入っていた。
※MusicArenaでは園田の演奏は取り上げていない
※しかし、園田高弘ピアノコンクールで優勝の山本実樹子氏の演奏を掲載している