自家製麺 SHIN(新)@反町 |
まずはビール
前回来たのは7月上旬だったので一カ月以上開いてしまった。

肴三品
今回のビールのお供はこれら。





自家製ローストビーフ、もつ煮込み、野菜小皿=瓜となる。ローストビーフの旨味は絶品で、従前どおり非常に良い出来。もつ煮は牛蒡、人参、大根など根菜類がたっぷりで旨味が濃く、上からかかる赤黒い食べる辣油系の自家製唐辛子が旨辛い。瓜は季節ならではの青臭さ、適度な塩味、こりこり食感が良い。SHIN冷し中華
今回の目当てはこれ。一カ月以上前から告知されていたが、ようやくリリース。



見た目には冷し中華というイメージは全くなく、言われなければこれがどういった麵類なのかは正体不明だろう。以前に店主が言っていたのは、町中華で見かけるポピュラーな格好の冷し中華は盛り付けが画一的で面白みがなく、あの放射状アシンメトリーに具を配置する作業負荷が大きいこと、それと、ありきたりは嫌だとのことだった。
で、思い付いたのがツーピース構成、かつ客自らが盛り付けるというアイディアだった。エディブル・フラワーがなんともお洒落。具材はキーウィーを内側に張り付けたグラスの上から順に海老、プチトマト、錦糸卵、胡瓜、もやし。そして全体に爽やかな柑橘風味のジュレがかかる。




麺の丼はガラス製で涼し気。具材を盛る前に麺だけ啜ってみる。SHIN自慢の自家製細ストレート麺は芯がしっかり硬く、そして酸味、甘味のある冷し中華のスープとの馴染みも抜群だ。その後、グラスから具材を麺の上へと盛り付ける。もちろん、盛り付けのセンスとその責任の全ては客自身に帰着する、といった理屈だ。
この冷やし中華のもう一つの大きな特徴は、酢を一切使っていないこと。では酸味はどうしているかというと、ピンクグレープフルーツ果汁9割、レモン果汁1割と、柑橘果汁100%で構成している。私は元々、味が重たく臭気の強い醸造酢を苦手としているため、普段より冷やし中華は積極的に好んでは食べないのだ。
だが、柑橘系のこれは行ける。というか冷し中華の概念を打破している。香りが爽やかなのに酸味が強く、でも重たくない。具材は滋味深いローストポーク、ぷりっとした海老、糖度の高いプチトマト、錦糸卵、胡瓜、もやしと万全。天地返ししてから啜る。初めて経験する独創の冷し中華は孤高のセンス、そして驚愕の美味だった。


お店データ
自家製麺 SHIN(新)横浜市神奈川区反町1-3-8
電話:045-548-3973
営業:11:30~15:00(夜営業は再開準備中)
定休:月・火・水(祝日でも休業)
最寄:東急東横線 反町4分
※感染症対策のアルコール消毒は万全
カウンター席には仕切りあり
クラシック版:今日は何の日?
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