Nikon Z 30 #2 |
実寸の比較
COOLPIX P340とZ 30のサイズ的な比較。Z 30はまま大きく見えるが、P340が特別にコンパクトなカメラであったことを考慮すれば普通の寸法と言えるだろう。こうして近接撮影すると、ずっと頑張ってくれていたP340は塗装があちこち剥げ補修等を繰り返しているのが見てとれる。まさに満身創痍で痛々しい限り。

Z 30のボディー マウントのキャップを外した様子
ボディーのマウント・キャップを外したら、フランジバック=マウント面あるいはレンズの後玉面から撮像素子(センサー)表面までの距離=が非常に短いことに驚いた。レンズ交換式のミラーレス一眼レフ・デジカメのボディー内部を覗いたのは実は初めて。オーソドックスなデジタル一眼はマウント面のずっと奥まった位置に傾斜設置されたクイックリターン・ミラーがあるのだが、そうした造作が一切なくいきなり撮像素子がある。

NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR フィルター装着前
このレンズはDXフォーマット専用の広角~標準系ズームレンズ。なお、DXフォーマットとはニコンの社内用語であり世間的にはAPS-Cサイズという。このレンズは安価で、いわば入門用かつ万能の小型最軽量のレンズであり今回のキットに含まれる製品だ。といっても正真正銘のZマウント・レンズであり、解像度や描写性能などは飛び抜けて優秀なはず。解放F値はf/3.5で、P340の特徴であった非常に明るいf/1.8のズームレンズには遠く及ばないが、昨今のセンサー性能の飛躍的向上を加味すればこれでも十二分に明るいレンズと言えよう。

レンズ装着後の姿
この超小型ズームレンズは沈胴式と称し、使わない時は鏡胴を畳み込んで縮め、胴体内部に収納する仕掛け。撮影時にはズームリングを回して鏡胴を逆方向へと繰り出して本来の位置にセットするという構造だ。



往年のカメラとのサイズ比較
あまり意味はないが、十数年前のデジタル一眼レフ黎明期に世に出たD3という機種も比較のため並べておく。因みに、Z 30は光学的にもデジタル解像度的にも、この巨大なD3を完全に凌駕する性能であるという点が驚愕。要するにD3でどんなに頑張っても得られる絵的にはZ 30には遠く及ばないということ。




クラシック版:今日は何の日?
8月9日は、ショスタコーヴィチの忌日。
ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(Ru-Dmitri Dmitrievich Shostakovich.ogg Дмитрий Дмитриевич Шостакович ドミートリイ・ドミートリイェヴィチ・シャスタコーヴィチ, 1906年9月25日 - 1975年8月9日)は、ソビエト連邦時代の作曲家。シベリウス、プロコフィエフ、マーラーとともに多作の交響曲作家として有名。(再掲)
※ビッグネームなので詳細なバイオグラフィーは割愛
※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介

