自家製麺 SHIN(新)@反町 |
まずはビール
家内と二人で伺うのは久し振りだった。
旨辛牛肉麺
二人とも今週から供用開始となったこの麺が目当てだった。
辛味タレは当時と殆ど同じで郫県(ピーシェン)豆板醤、横浜醤油、海老粉、魚粉、昆布、カイエンペッパー、花椒(ホワジャオ)。スープは他のレギュラーと同じ平戸産アゴ煮干/焼アゴ、瀬戸内産の煮干、宗田節、干椎茸、北海道産の昆布。具材はローストビーフ、煮た薇(ぜんまい)、万能ねぎ、フライド・ガーリックなどで、辛味タレ以外は一新されている。
一口啜る。強烈な辛味、そして花椒の軽い痺れが襲って来る。これこれ・・、これは往時の旨辛ラーメンの味だ。スープが鶏ベースからアゴ出汁ベースに変更となっているが旨味成分の出方は殆ど変わらず、従って相変わらずの強い滋味に溢れている。そして、豚チャーシューがローストビーフに変っているが、脂が落ちて寧ろあっさりさっぱり食べやすい設定となっている。
小ライス ▶旨辛雑炊
辛くて痺れる旨いスープを平打ち麺とともに心ゆくまで味わった。
残った旨辛スープ、取り置きした具材は無論、こうなる。ローストビーフ、薇、フライド・ガーリックなどの具材を硬炊きご飯、スープとともにぐずぐず。このスープはご飯とともにいただくと、麺と合わせたときとは表情が一変する。より辛味、痺れを強く感じ、またアゴ出汁の深い滋味がよりダイレクトに沁みて来る。これを一掬いした時点で既に人間が壊れかけていた。
お店データ
自家製麺 SHIN(新)
横浜市神奈川区反町1-3-8
電話:045-548-3973
営業:11:30~15:00(夜営業は当面休止)
定休:月・火・水(祝日でも休業)
最寄:東急東横線 反町4分
※感染症対策のアルコール消毒は万全
カウンター席には仕切りあり
クラシック版:今日は何の日?
7月9日は、レスピーギの生誕の日。
オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi, 1879年7月9日 – 1936年4月18日)は、イタリアの作曲家・音楽学者・指揮者。
生地ボローニャの音楽学校でバイオリンとビオラを修め,またG.マルトゥッチ〔1856-1909〕らに作曲を学ぶ。1900年ペテルブルグの帝室歌劇場でビオラ奏者となり,リムスキー・コルサコフに管弦楽法を師事。1913年ローマのサンタ・チェチーリア音楽院作曲科教授に就任,1924年―1926年の院長時代を含め生涯同音楽院で活動した。
《ローマの泉》(1916年),《ローマの松》(1924年),トスカニーニにより初演された《ローマの祭》(1928年)の交響詩三部作,ディアギレフの委嘱によるバレエ音楽《風変わりな店》(1919年,振付L.マシン)などの色彩豊かな管弦楽作品で名声を確立。20世紀前半のイタリアで最も国際的に知られる管弦楽作曲家となった。その後はイタリアの音楽遺産への関心を深め,バイオリンと弦楽オーケストラのための《グレゴリオ聖歌風協奏曲》(1921年),モンテベルディやフレスコバルディの音楽による編曲作品などを残した。ほかにオペラ,歌曲など。
(平凡社 百科事典マイペディアより)(再掲)