日曜のランチの様子から。
まずは生ビール
常備品の冷凍食品などを買いに六角橋、業務スーパーまで。ということはこちらで中華ランチ。

肴三品
13時過ぎの到着だったが店内はほぼ満席と大盛況。勘定を済ませて帰る客と入れ違いで何とか着席。








前菜に頼んだのは写真の順に、姜葱白鶏(蒸し鶏のねぎ生姜和え)、海鮮沙拉(海鮮サラダ)、香炸韭菜餃(揚げニラギョウザ)となる。蒸し鶏は柔らかい酸味を含む味付けで蒸し鶏の風味が生きる。海鮮サラダには烏賊、海老、帆立が入り、別添の特製胡麻ドレッシングでいただく。揚げ韮餃子は皮はパリパリで歯応えが良好だが中の韮の餡は半生状態で風味が頗る良い。
水煮海鮮+蒜蓉炒飯
本場四川の辛いスープで海鮮食材を煮付けた一皿=海鮮の山椒辛子煮、そして、ニンニク炒飯となる。



実は一月ほど前、これの牛肉バージョンの辛子煮を炒飯と一緒にいただき非常に美味しかったので今回はその海鮮食材バージョンでリピートしてみたというわけだ。この辛子煮の野菜は牛肉バージョンとほぼ共通する具材で、白菜、もやし、木耳、搨菜(ターツァイ)、筍、人参、韮などだ。そこに牛肉の代わりに中型の剥き海老、烏賊、帆立貝柱が入るという趣向。


もちろん、味付けは多量の郫県豆板醤、花椒、辣油などで、麻辣が浸み渡る。ご覧の通り、スープの色は紅蓮で、いかにも辛そう。事実、郫県豆板醤と辣油によって非常に辛くてひりひり、そして粒ごと入った花椒を噛み潰すと激しい痺れが舌を襲う。で、葫の炒飯はほっこりする優しい味で落ち着くのだ。素のままいただけば馥郁とした葫、分葱の香りに包まれるのだ。


当然に葫炒飯はほくほくで温かく風味も良い。ここに海鮮食材を含む激辛の辛子煮をたらり。香りがもう我慢できないほど行けている。葫、そして郫県の香ばしい辛味、花椒の痺れが相俟って最高レベルの四川の醍醐味を形成する。ぐずぐずしてから頬張ればもう昇天するほどの旨さ。もちろん激しく辛く、猛烈に痺れるので万人にはお勧めは出来ないが。あー、至福。
お店データ

福臨門
横浜市神奈川区斎藤分町3-6 電話:045-481-8883
営業:月~金:11:00~15:00、17:00~24:00
土日祝:11:00~24:00
※時短営業のため閉店時刻は要確認
定休:無休
最寄:東横線 白楽7分、東白楽8分
クラシック版:今日は何の日?
3月13日は、ヴォルフガング・リームの誕生日。