利久庵@関内

更新が遅れている。土曜のランチの様子から。

まずはビール

この日は関内、伊勢佐木町方面へお買い物。横浜駅、桜木町・関内駅周辺の街の人出は意外に多く、普段と変わらないくらい。ランチは酒類提供を継続している老舗の蕎麦屋で。こちらへは昨年の盛夏以来なので随分とご無沙汰だったことになる。店への到着は13:00前で、この時点の客の入りは8割くらいでかなり繁盛していた。店の中程のテーブルへと通される。席は背の高いアクリル板で厳重な対策が施されていた。

肴三品

ビールのアテは写真の順に赤えんどう豆、厚焼き玉子、たたみいわし。
赤えんどう豆は北海道産で家内のお気に入りで、ここへ来ると大概は頼んでいる。というかここにしかない。鄙びた風味と仄かな甘みに、ほんのり藻塩が効いてほっこりする。厚焼き玉子は少々甘めの懐かしい味で、醤油を含んだ大根おろしでいただく。焼津産の畳鰯はパリパリに炙ってあり、磯の香りが少々強く、塩味も程よくビールが進み過ぎ、結局1本追加した。

新竹の子そば

こちらは家内のオーダー。新筍はまだ時期的に早いと思われるが南の方では萌芽し始めているようで、早々に季節メニューに登場していた。
新筍は醤油と出汁で煮付けてあるが、長時間加熱しているわけではないので味の入りはごく浅めだ。齧るとコリっとしているけれども新筍らしく柔らかく、そして若竹特有の芳香が立ち昇る。そして菜花、蕗も季節感をアシストしている。そのほか人参、生若布、湯掻いたほうれん草、プチトマト、甘辛く煮た鶏肉、林檎などもバランスよく添えられ、実に秀逸な季節蕎麦なのだ。

上つけ天（活車海老二貫付け）

こちらはグランドメニューからの私のオーダー。




これは新鮮な活車海老の天ぷらが二本も付くこの店の看板商品の一つだ。因みに「上」ではない無印の「つけ 天」は海老が一本だけ。海老以外の種も多く、椎茸、茄子、隠元、榎、舞茸、南瓜など実にゴージャス。天ぷらは薄めの天汁に、白い抜き実の挽ぐるみ蕎麦は濃いめの蕎麦汁につけて別々にいただく方式。海老の甘い風味、きりりとした蕎麦の風味がたまらない。

お店データ

利久庵

横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
電話：045-641-3035
営業：11:00～20:30
　　　※時短要請のため、営業時間は要確認
定休：日祝
最寄：JR、市営BL 関内2分

クラシック版：今日は何の日？

2月19日は、ボッケリーニ生誕の日、クルタークの誕生日。

※MusicArenaでは膨大な数の録音を取り上げているため、ほんの一部だけ紹介