小嶋屋@三吉橋 |
まずは生ビール
この日は伊勢佐木町まで買い物で、ランチはちょっと足を伸ばしてこちらへ。

肴三品
13:00過ぎの到着で店は満席だった。暫し待って空いた窓際の席へ案内された。





蕎麦前は山芋の磯部揚げ。焼き牡蠣、きのこの天ぷら。先客が多くて厨房はてんやわんや。それでいて客は皆それぞれにビールだの日本酒を飲みながら悠長に構えて多種多彩な酒肴を待っているという状況。なので、我々のオーダー品は待てどもなかなか出ては来ない。ま、それならこちらも焦っても詮ないので持久戦の構えでもってビールをぐびりしながら談笑して待つ。
山芋の磯部揚げは毎度頼んでいる定番で間違いのない仕上がり。特筆すべきは焼き牡蠣で、磯の香りと深い滋味とが高度に調和する絶品。下拵えが完璧なので臭みも苦みもなく、柔和なミルクのような味と舌触りは最高。そして晩秋から初冬にかけての太った茸類をざっくり揚げた熱々天ぷら。粗塩をぱらり、はふはふ言いながらいただくとビールが尽きたのでお代わりだ。変わりそば=けしきり
家内は今回も罌粟切りをいただきたいと言いつつ店に入った。というのは、11月の終わりから12月にかけては変わり蕎麦の基材が罌粟から柚子に切り替わるからだ。

幸い、変わり蕎麦のメニューには罌粟切りとあった。家内は毎秋、この優しい甘味と馥郁とした風味の罌粟を味わうのを楽しみにしている。もちろん寒くなった後の柚子も好きなのだが、やはりここ数年は罌粟にご執心ということだろうし、今年の罌粟の実の出来栄えは特に秀逸で、旨味と風味は例年になく強いそうなので冬までにもう一度堪能しておきたいとの希望だった。
辛味大根おろしそば
こちらは私のオーダー。





私は前回もこの蕎麦を頼んだ。蕎麦前に滋味が深くてインパクトのある品をいただくと、油脂分が付着した舌を洗浄するかのごとくの、つまり中和方向に持って行ってくれるものを嗜好するようだ。この辛味大根は前回も同様だったが相当に辛くてひりひりする。あとは本枯節の蕎麦汁だけで新蕎麦の挽ぐるみ粉の風味、滋味を味わうのみ。これが実に素朴だが至極よいのだ。お店データ
三吉橋 小嶋屋横浜市南区中村町3-188-9
電話:045-261-0391
営業:11:30~15:30、17:00~20:00
定休:月曜
最寄:市営BL阪東橋8分、伊勢佐木長者町11分
京急黄金町13分
クラシック版:今日は何の日?
11月28日は、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 皇帝」Op.73変ホ長調 初演の日。
1811年11月28日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにて、独奏はJ.F.シュナイダーによって初演された。その翌年、ベートーヴェンの弟子でピアノの教則本でも有名なツェルニーの独奏によってウィーンでも演奏された。




