ある風景:Sunset@View from Yokohama #1 |
通い慣れた道を南進
この時点ではまだ明るいが、陽は落ちかけていて西日が注ぎ、主に写真の左側の建物や側壁面、電柱、植木等に夕日が当たって赤くなっている。
西の景色
先ほどの径(こみち)から少々進むとこういった見晴らしが効くところに出る。中央から右側に見えるのは不完全なレンズ雲、つまり積層雲。その左側に夕日が沈もうとしている。この積層雲がある部分には富士山が隠れている。この雲がなければシルエット富士が望めたはずだが。
今日の一曲
MIRAREの春の新譜(当時)で庄司紗矢香のバッハとレーガーの無伴奏。庄司は16歳という若さでパガニーニ国際で最年少ウィナーとなった才媛であり、今やDG(UNIVERSAL)の看板売れっ子アーティストなのだ。レーガーは日本でも欧州でも割と過小評価され演奏機会は少ないように思われる。彼は20世紀を代表するドイツの近現代作家の一人であり、その作風はとても斬新でありながらバッハを規範とする厳格な形式主義者でもあった。
(MusicArena 2011/9/22)