九つ井@横浜 |
まずは生ビール

この日は二人とも横浜駅西口で買物など諸々の用事があったので昼前から出掛けた。途中までは別行動で両者ともに所用を足したのちに高島屋の地下のジョイナス側入り口付近で落ち合うことに。感染状況が落ち着いてきたこともあってもの凄い人出、まっすぐ歩くことさえ困難なほどの混雑ぶりに驚いた。これは、1年半前のコロナ前の休日には見慣れた光景だった。肴二品
13:00頃の到着だったが、なんと珍しいことに満席という。エントランスの椅子で待つこと暫し、案内された。確かにメインダイニングは満杯だった。蕎麦前は季節メニューからこれらの旬菜をオーダー。
▼かぶとサーモン博多



博多とは、つまり福岡の郷土料理の「博多押し」のことのようだ。なお、これは初めていただいた。蕪の薄切りを魚介類やその他の野菜素材の薄切りとともにミルフィーユ状に重ねて圧着させた押し寿司のような料理。技巧的に薄く切られた蕪、鮭、そして蓮根などが層状に重ねてあって、まったりした卵黄ソースでいただく。こんな美味で上品な料理があるとは驚きだ。▼かきの天ぷら




殻の中で生きていた牡蠣を即座に調理したためか臭みもえぐみもなく、かつ非常に香りが良い。牡蠣フライが一般的だが、これは天ぷら。薄衣で適温にて揚げられた牡蠣は超絶的な美味しさだ。温かい天汁には生姜おろしを添えていただく趣向。じんわり滋味が沁み出る牡蠣には合う。そして茶塩も添えられるので、牡蠣の身を半分に割り、ぱらり。これまた絶品だ。秋のきのこそば
こちらは秋の限定メニューから家内のオーダー。なお、一枚目の写真は全景。




九つ井では年間に四度、限定で季節の蕎麦をやる。秋の限定蕎麦のうちの一つがこれ。ふっくら太ったどんこ椎茸が惜しげもなく乱切りスライスされ散らされる。そして、しめじ、舞茸、エリンギなど茸のオールキャストが濃い目の蕎麦汁に浸されて旨味を放散。これはもうたまらなく豊かな気分に誘ってくれる。古式手打ちの二八は温でも馥郁とした香りを出すのだ。
新そば豆腐の揚げ出しそば
これは私のオーダーで、やはり秋の限定メニューの一品。





私が九つ井で温蕎麦を頼むのはたぶん2~3年ぶりだと思う。それだけ九つ井の蕎麦は秀逸であり、冷でその美味しさを味わいたいと思わされる何かがあるのだ。で、今回のこれだが、ちょっと変わった限定、かつ前衛的な一品。新しい玄蕎麦から挽いた蕎麦粉を入れた豆腐、そしてそれを揚げた=揚げ出し豆腐、それが温かい蕎麦と合わされるという想像のつかない一品だ。
そしてサーブされたのが地味な見た目のこのかけ蕎麦。しかしながら具材は写真にある通りで前衛的。芋の天ぷら、そして豆腐の天ぷらが主要食材。この芋は最初は馬鈴薯かと思うほどの柔らかさだったが、どうも大和芋の薄切り。繊維に逆らわず削ぎ切り・薄切りにしているので天ぷらにするとほっくりで、しゃっくりした抵抗感も少々残っていて実に美味な仕上がりだ。
お店データ
九つ井(ここのついど)横浜店横浜市西区北幸2-6-26 H1横浜ビルB1F
電話:045-313-9110
営業:平日:11:30~22:00(21:00 LO)
土祝:11:30~22:00(21:00 LO)
定休:日曜
最寄:各社線 横浜6~8分
クラシック版:今日は何の日?
11月3日は、ベッリーニ生誕の日。
ヴィンチェンツォ・サルヴァトーレ・カルメロ・フランチェスコ・ベッリーニ(Vincenzo Salvatore Carmelo Francesco Bellini, 1801年11月3日 - 1835年9月23日)は、イタリアの作曲家。19世紀の最も重要なオペラ作曲家の一人。カターニアの音楽家一家に生まれる。幼少より父からピアノの手ほどきを受け、5歳で弾きこなした。7歳からは祖父に作曲を習う。宗教曲、アリエッタ、器楽曲をこの頃作曲した。1819年にはカターニア市の援助を受けてナポリへ赴き、ナポリ楽派の大家の作品とハイドンやモーツァルトの器楽曲を学ぶ。
ナポリ音楽院を修了後、27年にミラノのスカラ座のためにオペラ〈海賊〉を書き成功を収める。このオペラの台本を書いたロマーニと組んで、その後も〈夢遊病の女〉や〈ノルマ〉など数々の傑作を生み出した。33年にはロンドンでオペラ数作を上演し人気を博す。同年パリのイタリア座でも成功を収める。この時期にロッシーニやショパンらと親しくなる。35年に〈清教徒〉が大好評を博した。
ベッリーニは音楽学校の教師や歌劇場の音楽監督などの公的な地位には一度も就かず、オペラ作曲家として生涯を過ごした。1835年パリ近郊ピュトーにて33歳の若さで没した。
(PTNAより)(再掲)




