こちらは土曜のランチの様子。
まずはノンアル・ビール
昨晩は上の娘が用事があって来訪。晩ご飯を一緒に食べたりしていて遅くなり、更新できなかった。


家内はヘアメークの予約をしているということで朝も早々から横浜駅東口方面へと出掛けて行った。その後、コスメ用品その他の調達で西口まで移動。私も買いたいものが幾つかあったので出掛け、ヨドバシ、ダイソー、高島屋と巡っていた。そうしたところランチはどうする?と連絡が来たので落ち合った。前回も髪を切りに行った後、ここで蕎麦というパターンだった。
肴二品
蕎麦前には季節メニューからこれらの旬菜をオーダー。



12:30過ぎの到着で、店内は割と混み合っていた。一品目は
夏やさいの白和え。具は人参、ズッキーニ、パプリカ、隠元、ミニトマト。妙な形をしたのが千成瓢箪の柴漬けを四半分に切ったもの。絹ごし豆腐で和えているのだが、これが尋常ならざる滑らかさと旨味でスムージーのようだ。野菜は新鮮でパリパリ、まさに夏の旬野菜の青臭さ、自然な甘味が詰まっている。

二品目は、
いわしと夏やさいのマリネ。鰯の削ぎ切りを桜漬け大根、湯剥きミニトマト、パプリカなどとともに甘酢ベースのマリネ液に漬けたもの。仕上げに貝割れ、パルメザンチーズが散らしてある。大根の桜漬けは折り畳んだり丸めたりしてあって一見するとプロシュート(生ハム)のようで、何となくイタリアンに似せた盛り付け。しっとり滋味深い鰯に舌鼓を打つ。
とろろ蕎麦
こちらは家内のオーダーで、前回私が頼んだのを覚えていて自分も食べてみたい由。なお一枚目の写真は全景で、奥がとろろ蕎麦。



高粘度で旨味が極めて強い大和芋と、抜き実の挽ぐるみ古式手打ち蕎麦の相性は抜群で家内は大満足。詳細は前回訪問時の説明を参照のこと。
鴨せいろ
こちらは私のオーダー。これを頼むのは久し振りという気がする。











癖の少ない合鴨は厚切りで、4~5枚と割と大量に沈み、鴨つくねも混ざる。そこに炙った丸太切りの長葱がごろごろ浮き、合鴨の上質な脂とのマリアージュは最高。もちろん、本枯節から丁寧に引いた出汁と鴨汁の馴染み具合も良好で、挽ぐるみ蕎麦との相性も抜群。山椒、葉三つ葉、山葵の芳香も相俟ってさすがの出来栄え。こんなのをいただいていると人間が駄目になる。
お店データ

九つ井(ここのついど)横浜店
横浜市西区北幸2-6-26 H1横浜ビルB1F
電話:045-313-9110
営業:平日:11:30~22:00(21:00 LO)
土祝:11:30~22:00(21:00 LO)
※時短要請により、当面は~20:00
定休:日曜
最寄:各社線 横浜6~8分
クラシック版:今日は何の日?
8月14日は、カール・ベームの忌日。

カール・ベーム(ドイツ語: Karl Böhm, 1894年8月28日 - 1981年8月14日)は、オーストリア・グラーツ生まれの指揮者。グラーツ大学で法律の博士号を取得後、指揮者を目指し1916年グラーツの練習指揮者として出発。17年にデビュー。ドイツの主要な歌劇場の指揮者を経て33年ウィーン国立歌劇場とウィーン・フィルにデビュー。
43年に同歌劇場の音楽監督に就任。終戦で解任され、54年に復帰。56年に辞任し、フリーで活躍。ワルター、ムック、ベルク、R・シュトラウスらに影響を受け、ドイツ音楽を得意とした。
(CDジャーナルより)