たち花@東白楽 |
まずはノンアル・ビール
この日曜も非常に暑い一日だった。そして、感染が広がっていることから遠出するのは憚られた。
肴三品
昨日は米粉饂飩、で、今日はどうする?と問うと蕎麦がいいという。
蕎麦って、同じような麵類なんだけど?と更問いしたら、別の食べ物だとの返答。で、家から徒歩圏の老舗の蕎麦屋へ。店には13:00過ぎに到着。テーブル席、囲炉裏席、小上がりともにわんこ蕎麦の客で満杯。感染が進むなか客たちはわんこに興じている。それもそのはず、関東圏で盛岡仕込みの本場わんこが食べられるのは唯一ここだけ。
蕎麦前として頼んだのは写真の順でこの三品。小鯵の南蛮漬け、山芋の磯部揚げ、めごち天ぷらとなる。小鯵はこの暑いシーズンにはちょっと酸味があって爽やか。山芋磯部揚げ、めごち天ぷらはどちらもほくほく揚げ立てで実に美味しい。特にめごちは、底物の白身小型魚特有の特徴だろうか、さっぱり、にゅわっとしたコラーゲンが何とも言えず美味でノンアルが進む。
冷し山菜とろろそば
こちらは山芋というか、とろろにご執心の家内のオーダー。
合盛 A
こちらは私の定番的なオーダー。
合盛りは三種類あり、どれも秀逸。今回は合盛りAを選択。因みにB:親子丼、C:ひれかつ丼となる。ミニ天重は具材の揚がり具合はからり良好で、中型バナメイもプリプリで美味しいし、旬の茄子、ピーマンの青臭い風味も季節感満載で非常に良い。蕎麦は定番の抜き実の挽ぐるみ。風味が良くて啜ると芳香が鼻に抜ける。最後に蕎麦湯割りをいただいてランチを〆た。
こんなご時世にあって椀子蕎麦で大盛況なのは意外なことなのだが、その副作用というか怪我の功名というか、蕎麦湯が濃く、香り、味ともに非常に良好なのだ。これだけ多量の椀子用の蕎麦を茹でれば蕎麦湯は凝縮され、濃度が最高レベルに達するのは必定だ。
お店データ
わんこそば たち花
横浜市神奈川区白楽5-13
電話:045-431-9445
営業:11:30~21:00
※時短要請のため~20:00(要確認)
定休:年中無休(1月1日、2日は休み)
最寄:東急東横線・東白楽2分
クラシック版:今日は何の日?
7月25日は、フェルディナント・バイエル生誕の日。
フェルディナント・バイエル(Ferdinand Beyer, 1806年7月25日 - 1863年5月14日)は、ドイツの作曲家、ピアニスト。
世界で広く知られているピアノ教本『バイエル:ピアノ奏法入門書(バイエルピアノ教則本) Vorschule im Klavierspiel op.101』を書いたバイエルだが、実はあまりその人生については知られていなかった。しかし、2012年に刊行された『バイエルの謎 日本文化になったピアノ教則本』(安田寛著、音楽之友社[2016年には同タイトルで新潮文庫より文庫本化されている])で、謎に包まれていたバイエルの人物像が明らかになっている。(中略)
ピアノ人口の増加に伴い、初級者のためのメソッドが必要とされていた時代背景もあってか、1850年にショット社より刊行された『ピアノ奏法入門書(バイエルピアノ教則本)』を出版し、その名を音楽史に刻んだ。バイエルはこうした楽譜の出版のおかげで十分な収入を得ていたようで、当時の作曲家としてはかなり大きな成功を収めた。ドイツ国内で活躍したバイエルだったが、世界最高峰とも言われるドイツの大音楽辞典『MGG (Musik in Geschichte und Gegenwart 音楽の歴史と現在)』には、残念なことにフェルディナント・バイエルの項目はない。しかし、『バイエルピアノ教則本』は現代のピアノ教育界にも残る偉大な功績であり、バイエルが決して忘れ去られてしまったただの流行作曲家ではないことを証明している。 1863年5月14日、56歳でマインツにて没した。
(PTNAより)
※MusicArenaではバイエルの楽曲を試聴したことはない。以下はバイエルに言及した文言を含む記事。