小嶋屋@三吉橋 |
まずは生ビール
梅雨明けしてからの横浜、関東地方の暑さは厳しく、この日曜もうだるような天気だ。週末ランチのアルコールはこの日でおしまい。次週からは再びノンアルということで慈しむようにいただく。
肴三品
前回来たのは5月で、まだ春の山菜などが味わえた。この時にはデジカメが不調で写真が思うように撮れなかったのを思い出す。
蕎麦前は揚げ銀杏、山芋の磯部揚げ、穴子の天ぷら。銀杏はまだ旬には早いが、青臭い風味がフレッシュで良い。山芋を摺りおろして海苔で巻いた磯部揚げは季節を通しての定番で従前どおりの安定度。そして、これは江戸前の旬と言って良いだろうが大振りの穴子天ぷらは絶品で、付け合わせの新じゃが芋、茄子、隠元、茗荷が季節感を演出。ビールが尽き、〆張鶴を1合頼む。
変わりそば=ごま切り
こちらは決まって家内が頼む季節の変わり蕎麦。
鴨せいろ
こちらは私のオーダー。
お店データ
三吉橋 小嶋屋
横浜市南区中村町3-188-9
電話:045-261-0391
営業:11:30~15:30、17:00~20:00
※時短要請のため営業時間は要確認
定休:月曜
最寄:市営BL阪東橋8分、伊勢佐木長者町11分
京急黄金町13分
今日の一曲
naïveから、コパチンスカヤのラプソディアと題したテーマアルバム。針を降ろしてまず耳が行くのは、コパチンスカヤの派手で力のある操弦術だ。どうしてどうして、これがとても多彩で表情が豊か、そして鮮やかな弾きっぷりなのだ。女流Vnソリストは昨今では優秀な人材が数多活躍するが、このコパチンスカヤは先達たちを尻目に更なる魅惑をそそる優れた表現能力を備えた奏者である。作品はどれもが旧東欧圏の色合いを濃くした特異なものであり、民族的、地方的な「土の臭い」が強い、アクのある選曲だ。
(MusicArena 2011/4/18)