ある風景:China Town, Yokohama@Early Summer #2 |
関帝廟通りを入る
メインストリートである中華大通りほどは賑わっていないが、風情があって渋い店が多く、観光客もそれほど近付かないので地元民はわりとこの通りを愛好していると思う。そうした馴染み客に特化した店も多く、高級で美味しい料理が驚くほど破格でいただけたりする。もちろん、あまり人に知られたくはないのだが。


山下町公園
こちらは関帝廟通りの東の門から暫く進み、ちょうど媽祖廟の裏手あたりに位置する横浜市営の公園。海に面したあの有名な山下公園ではない。一昨年だか、大陸系の複数の料理屋が大量の生ごみを不法廃棄するという問題が起きたのはこの公園で、ちょうど写真にある狛犬の右側あたりに、深夜、調理ゴミ=産業廃棄物がうず高く積み上げられるという事案が継続的に発生した。

関帝廟通の中程
MusicArenaでもよく取り上げている台湾料理店、杭州料理店、広東家庭料理店などが林立する。小綺麗なメインストリートでは味わえない、古来からの中華街ならではのコアな雰囲気が漂う。むろん他にも良い店はたくさんある。



今日の一曲
ブーレーズVPOでシマノフスキのVnコン1番+3番夜の歌のカップリング。Vnの方は古典・ロマン派~現代ものまで遍くカバーする気鋭クリスティアン・テツラフの独奏。Vnコン#1の方はドラマティックでありながら、どことなく郷愁をそそられるような東洋風の旋律も感じられ、その辺はバルトークの一連の管弦楽作品群に似た風情かも知れない。テツラフのVnは屹然としている部分と浮遊する空気を漂わせる部分とが巧く同居していて、全体としてはバランスの取れたメロディアスな独奏だ。(MusicArena 2011/4/9)




