魚くに@妙蓮寺

火曜のランチの様子から。

まずはノンアル・ビール

月曜は長女とランチするのに横浜駅に出たらもの凄い人出で、さすがに辟易した。ということでこの日は大人しく地元で過ごすことに。
まん延防止等重点措置が出てから魚くにへ来るのは初めて。やはり例に漏れず酒類の提供は停止しておりノンアルを頼んだ。ここはキリンの零ICHI（ゼロイチ）という銘柄で、リゴレットと同じだった。

ポキ丼

家内はマイブームのポキ丼をオーダーした。なお一枚目は全景写真。
ここのポキ丼は具材が極めて豊富。魚は鮪の赤身／中トロ、サーモン、野菜類はルッコラ、レッドロメイン、アーリーレッド＝紫玉葱、赤軸ほうれん草のベビーリーフとポキの神髄＝アボカド。その他フライドオニオン、温泉卵など。タレは醤油ベースの胡麻だれとマヨ。葫、山葵などの薬味も入り割と複雑で深い味。満足度は家内の顔色を見ていれば一目瞭然。

蛸の炊き込みご飯、鯛の刺身

こちらは私のオーダー。

蛸の本来的な旨味を存分に引き出した絶品炊き込みご飯だ。この品も常時あるわけではなくこの日たまたあった。セットには今回は天然真鯛の刺身が付いていた。この真鯛は新鮮で超こりこり、箸休めというにはあまりに本格派。ノンアルだが大麦／ホップの香りにジャストミートする。もちろん蛸の炊き込みにも合う。浅蜊味噌汁、ぬか漬けとともに心ゆくまで堪能、至福。

お店データ

魚くに

横浜市港北区菊名1-7-10
電話：045-432-5537
営業：昼　：11:30～14:00（LO:13:30）
　　　夜　：17:00～22:30（LO:22:00）
　　　日祝：17:00～21:30（LO:21:00）
　　　※時短要請のため閉店時刻は当面20:00
定休：月曜、第3日曜
最寄：東急東横線 妙蓮寺 2分

今日の一曲

内田光子が弾くシューマン生誕200周年の記念盤。ダヴィッド同盟舞曲は大胆な構図と細かなパッセージの双方にシューマンらしい肌理の細かなロマンチシズムが込められている名作中の名作で、内田の解釈はそれを忠実にしかも丁寧に掘り起こし、ディテールの隅々まで気を配った女性的かつ日本的な緻密さを発揮している。反面、この曲特有の色彩感と迸るダイナミズムが少々後退して感じられるのはちょっと残念。
(MusicArena 2010/11/28）