魚くに@妙蓮寺 |
まずは生ビール
東京都も神奈川県も相変わらずの感染状況のなか、いよいよ年の瀬を迎える。各家庭とも自粛基調ではあるのだろうが年末年始を迎えるための諸準備に忙しいと思われ、近隣の商店街などはわりと人出が多いようだ。
閑話休題。この日は故郷への簡単な手土産を近所で仕入れるついでにこちらでランチ。普段から懇意にさせていただいているかたのblogに非常に美味しそうな蛸飯の画像が載っており、めちゃくちゃ美味しそうで、無性に食べたくなっていたのである。
太刀魚の塩焼
こちらは家内のオーダー。
地場産の大型の太刀魚で、ざっくり大振りに切り分けてある。身はふっくら焼き上がっていて、そして上品な脂が全体に浸潤、加えて甘塩の効かせ具合がとても巧妙、熟練技である。これは非常に美味。付け合わせは揚げとシメジの煮付け、浅蜊の味噌汁、鬼おろし大根、そして自家製糠漬けとなる。家内は珍しくご飯が進み過ぎると言うほど舌に合った様子だった。
蛸の炊き込みご飯、鯛の刺身
そして、これが私が食べたかった蛸飯、つまり炊き込みご飯。
お店データ
魚くに
横浜市港北区菊名1-7-10
電話:045-432-5537
営業:昼 :11:30~14:00(LO:13:30)
夜 :17:00~22:30(LO:22:00)
日祝:17:00~21:30(LO:21:00)
定休:月曜、第3日曜
最寄:東急東横線 妙蓮寺 2分
今日の一曲
BR KLASSIKから、故・ヤンソンス/バイエルンのブル7。ドイツ・オケの自主制作だがウィーンの楽友協会大ホールでの録音は異色。とかく長くて退屈、起承転結が明確でないブル作品群のうちでも「まし」な方の部類とされるのがこの7番。だがブルの血筋を色濃く引くこれもまた多くの演奏においてはダルになりがち。ヤンソンスはさすがに巧いと思った。弦楽5部、特にVnとVaの出し入れと旋律の承継を頻繁に仕掛け、その上から時折金管隊のビームを被せるという芸達者な展開。
(MusicArena 2009/10/28)