夕食@ゆとりろ庵 |
まずは生ビール
今回は急だったこともあり、ツアーの内容については殆ど知らなかった。
予約した時刻にレストランの前に行くと部屋の番号と名字が確認され、順次、事前に決まっていたと思われる席に通される。これは感染症対策の一環であり、客同士が出来るだけ同じ時間帯に隣接せずに済むようなスケジュールを組んだ工夫だ。で、通されたのは割と広めの空間に設定された準個室。これなら他の客から感染する確率はかなり低いだろう。
プリセットされていた前菜類
席上あらかじめ用意されていたのは和洋折衷の本格的な会席料理の序の口。これが意外に重厚な内容で、こんなのが飛び込みに近い状況でやって来て味わえるというのが存外で嬉しかった。以下、品書きに沿って論評は抜きで写真を並べて行く。例により照度が不足気味だったため手ブレも激しく、フォーカス、コントラストともに良くないことをご容赦願いたい。
ゆとりろ庵 特製バーニャカウダ
箱根の西麓でとれた野菜、小田原野菜をメインに、キャンドルで温めたアンチョビソースに浸して頂く。うーん、絶品の野菜たちは身が引き締まり、とても美味しい。
前菜
左から、蟹の菊花和え、一口お寿司、姫鮑の柔らか煮、合鴨ロースのオレンジソース添え、トマトとチーズのピンチョス。
酢の物
サーモンと季節野菜のマリネ。
吸椀酢
松茸の土瓶蒸し。これは具材が多く入っていて松茸の風味はもとより、海老、白身の魚、その他の野菜が良い味を出していた。もう、ここまでくれば日本酒で行くしかないだろう。銘柄は色々あったがどれもな著名な酒、しかも最上級グレード。その中から八海山の吟醸酒をいただく。他にも頼んだが写真は撮り忘れ。
造里
季節の魚四種盛り。これは地元の小田原や早川、真鶴あたりで獲れたネタで、帆立の貝柱、鮪の中トロ、カンパチ、生の甘エビだった。新鮮で甘味が強く超美味。箱根の山は海にも近くて美味しい魚介を味わうには好適なのだ。
台の物
これは、いわゆる鯛しゃぶ。立派な切身を豊富な野菜とともに紙鍋でしゃぶしゃぶしていただく趣向。鯛の身が立派で、しかも旨味が強い。これはさすがに鯛、白身魚の王者だと認識を新たにする。
強肴
豚の角煮、含ませ根菜、青梗菜。豚の三枚肉がこんなに滋味深く美味しいとは意外で、しかも不要な油は全部落ちていてコラーゲンの塊のような角煮。
蒸し物
茶碗蒸し。これまた大振りな海老が入っているが、溶き卵にも海老を浸潤させているのは明白で出汁に深みがあるのだ。椎茸出汁とともに蒸し上がったこの茶碗蒸しは絶品。言うことはない。
食事
白ごはん、香の物、赤出汁。
甘味
ショコラケーキ、バニラアイス添え。
お店データ
ゆとりろ庵
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-119
電話:0570-783-244
営業:ゆとりろ庵のレストラン営業時間帯に準ずる
定休:原則なし
最寄:箱根登山鉄道ケーブルカー 中強羅 3分
今日の一曲
※お休み
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