ある風景:Rokkakubashi@Yokohama #1 |
六角橋の裏手
風情のある六角橋商店街だが、裏に回ると幻滅するくらい鄙びていて色褪せた景色だ。ここは実際には商店街や近隣の会社のための月極駐車場なのだが、裏手から見る各店舗の様子がよく分かる。例えば、揚物などを出す店の裏の壁面には大き目のダクトが設えてあって、排気からは芳しい匂いが漏れる。
裏の入り口の一つ
人を迎え入れることは殆どないと思われるが、一応、六角橋商店街のロゴ=ふれあい通り=を冠したゲートを構えている。こんな感じの入り口は他にもいくつかある。が、人は殆どそれには気付いていないだろう。
今日の一曲
OEHMSから、スクロヴァチェフスキのシューマン交響曲全集。今回はその冒頭、交響曲第1番変ロ長調 Op.38"春"から。(以下、当時の話、既に故人)スクロヴァは読売日響の常任を引き受けているが高齢。正確な譜読みと深く渋い解釈、直線的でクールな音作りが特徴。1番はシューマン自身が春の交響曲と称したとされる変ロ長調で、スケッチは明らかに春という季節、明るく屈託のない旋律と伸びやかな和声は春めいた明るい光に満ちているのは変ロ長調という調性によるところが大きい。
(MusicArena 2009/3/30)
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