自家製麺 SHIN(新)@反町 |
まずはビール
この日も天気ははっきりせず、ぽつぽつ雨が落ちるなか、限定を食べに行ってきた。
生クリーム担担麺+味玉+専用追い飯
これが今年度バージョンの冷やし担担麺。なお、私だけ専用仕様の追い飯(+100円)を付けた。
もう一つのキーデバイスである辛味は店主特製の辣油であり、これはホワジャオ(花椒)、数種の高級唐辛子および葫を丁寧に胡麻油に浸出させたもの。なお今回は辛味も痺れも抑制気味にしてある由、机上には追加用の花椒の瓶を出してくれた。そして砕いたピーナッツが振りかかっており、更なる旨味と独特のコリっとした食感を付加するのに貢献している。
今年度版の目玉となるチャレンジは、ふわっと上に載せた生クリーム。前回は絹ごし豆腐をピュレしたものをスープベースに浮かべクリーミーに仕立てたが、今回は敢えて生乳100%に拘ってホイップした生クリームとし、後から溶かすように変更した。昨年度版の後半に書いているが、一部の客からクリーミーとは言えないとの声があったことに真摯に向き合った結果の刷新。
結論から言うと今年度版は正真正銘クリーミーであり、ボディー感が半端なく強く、味が分厚いのだ。昨年度版はやはり豆腐ベースなので淡麗であり、そのためクリーミーというよりかはシルキーとの比喩が穏当か。もちろんヘルシーだったが。昨年度版は揚げナッツ類が重量感の補完に資していたが、今年はその必要はなく、代わってホールのアーモンドで十二分なのだ。
追い飯
専用追い飯にはホールのアーモンドが更に三つ、そして破砕ピーナッツもたっぷりとかかっている。
お店データ
自家製麺 SHIN(新)
横浜市神奈川区反町1-3-8
電話:045-548-3973
営業:11:30~15:00(夜営業は当面休止)
定休:火曜(祝日でも休業)
最寄:東急東横線 反町4分
※感染症対策の消毒は万全、客席には仕切りあり
今日の一曲
MIRAREから今回もたまたまフォーレの独奏作品で、演奏はジャン=クロード・ペネティエ。フォーレのピアノ曲は古くはジャン・ユボー、ドワイヤンなど、たおやかで緩やか、そして現代ではなんといってもパスカル・ロジェの繊細で色彩感溢れる、いわゆる「細くしなやか」な演奏を思い浮かべるのだが、このペネティエは全然違う解釈と弾き方でちょっと驚いた。ペネティエはメタリックで強い芸風なのだ。
(MusicArena 2009/2/24)
今週の珈琲
これは中米産の希少種、ニカラグア ロス・ピノス農園。例によって7月の特売の時に買って冷凍保存しておいたもの。ロス・ピノス農園は、COEに何度も輝いたことがある農業技師、ルイス・エミリオ・バジャダレス氏が運営する農園で、以前にも以下の兄弟農園産の豆を飲んだことがある。
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