魚くに@妙蓮寺 |
まずは生ビール
生鮮品を買い足そうと妙蓮寺のオーケーまで。その前に池畔商店街の入り口にあるこちらのお店でランチ。13時頃の到着で先客はゼロ。今般の自粛要請はこういった街角の小さな料理屋にも影響が及んでおり、各店ともにテイクアウト品を開発するなど、売り上げ減少への対応を模索している。こちらは珍しくブラウマイスターを出す。芳醇な香りと重厚で落ち着いた味。
サーモン・まぐろ・アボカドのポキ丼
こちらは家内のオーダーで限定5食というポキ丼。
ソースは和の素材と思われ、醤油、煎り胡麻、胡麻油、それに味醂の甘さを少し感じる優しい味付け。何といっても鮭と鮪が美味しいし、アボカドの濃厚な甘味、こってりした独特の舌触りも面白い。そこで添え付けの温泉卵を崩すと、更にまったり感が全体的に重畳されて得も言われないゴージャスな味が醸成される。付け合わせは浅蜊の味噌汁と自家製ぬか漬けのみ。
桜ます塩焼
こちらは私のオーダー。
これを桜鱒に添え付け、更に銘柄米を硬めに炊いた温かいご飯に載せて崩しながら混ぜていただくと桜鱒の上品な旨味、軽量の脂、塩味、大根の青臭さが沁み渡り最高なのだ。付け合わせの浅蜊の味噌汁、茄子の煮浸し、ぬか漬けとの相性もよい。こういった魚を使った教科書のような和のランチは久し振りという気がする。ゆったりと時間が流れたランチタイムであった。
お店データ
魚くに
横浜市港北区菊名1-7-10
電話:045-432-5537
営業:昼 :11:30~14:00(LO:13:30)
夜 :17:00~22:30(LO:22:00)
日祝:17:00~21:30(LO:21:00)
定休:月曜、第3日曜
最寄:東急東横線 妙蓮寺 2分
今日の一曲
有名なディアベリ変奏曲だが、アシュケナージ初録音とある。彼の演奏はアゴーギクがとても少なめでテンポの揺らぎは殆どない。曲想の大部分は巧妙なデュナーミクで構築されていると言って過言でない。その分、タッチは緩徐部では太く感じられ、急速部では減速は一切無しで駆け抜けるため、弦が多少荒れた感じに響くかもしれない。しかし、弦の芯を突く打鍵法はピアノ本来のブリリアンスと強さを引き出し、骨太かつ精密な運指法はさすがだ。
(MusicArena 2008/5/26)
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