ある風景:Okurayama, Yokohama@Spring #1 |
大倉山梅林の入り口
例年よりも冬季の気温が高かったせいか殆どの梅は終わりに向かっていた。比較的寒かった去年とは逆の格好。この情勢下では梅林は空いているだろうと想定していたが、意外にも人出は多く非常に盛況だった。
終わりかけの紅梅たち
この梅園の主要部は擂り鉢状の底にあるが、そこには老木が多くて紅梅の率が高い。通年の風雪に耐え、幹や枝が接ぎ木で何度も補修された古木たちが見事な花を咲かせていた。
※撮影地:横浜市港北区
今日の一曲
ヴォロドスはコンクール等では無冠のままニューヨーク・デビューを果たし、そしていきなりソニー・クラシカルというメジャー・レーベルとも専属契約を結んだのはセンセーショナルだったようだ。ラザール・ベルマンが1975年に西側デビューを飾ったときの鮮烈な印象に通ずるものを感じた。奇しくもベルマンの西側デビューはリストの超絶技巧練習曲だった。ヴォロドスのピアノは温度感が低く、それは上部雑音が驚くほど少ない静謐なタッチから来るものであろうが、その「行儀の良さ」がとても印象的。
(MusicArena 2007/11/7)
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