麺哲@東梅田 |
この店について
この店は出張先オフィス至近の新御堂筋とごて地蔵通りの交差点の角にある。
昼間に通りかかると行列を作っていていたりして気にはなっていた。地元オフィスのスタッフに聞いたところ大阪では著名なラーメン専門店で、創業は豊中だそうだ。それを足掛かりに調べてみた。創業者は庄司忠臣というなかなかストイックな人物で、現在のところ大阪エリアで4店舗を展開する。
各店で味は違うようだ。創業店の豊中麺哲は鶏ガラ、丸鶏、豚背ガラ、昆布と鰹、鯖系を醤油ベースで作っているそうだが、ここ大阪麺哲は豊中麺哲と異なり豚背ガラを入れていないそうだ。そして薄口醤油100%として、いわゆる大阪らしさを主調している。
醤油雲吞
店はカウンタのみで、ざっと見渡したところ10席程度だろうか。
トップノートは鶏系の軽量な風味で、旨味が尋常ではない。ミドルノートは鰹あるいは鯖系の外連味のない温和な風味で、旨味が更に増す感じ。ラストノートとしては昆布の風味で、他の食材の風味が混然一体となり旨味は極大へ。続いて雲吞(ワンタン)はちゅるちゅるの皮に包まれた割とボリューミーな餡がさっぱり系で、味付け時代はナチュラルで普通に美味しい。
チャーシューは量的には少なくて薄切りなのでボリューム感はないが、上質なロースあるいはモモ部位をしっとり煮付けたもの。塩味は薄くてフックは弱いがスープとの相性を考えると邪魔しない程度の味付けなのでこれはこれで良い。麺は大阪系の特徴なのだろうか、細ストレートで割と柔らかい茹で具合、芯はなくて緩い。但し、繊細で旨味の強いスープとは合っている。
関東のラーメンに慣れている私としてはもう少し太目か、あるいは芯を僅かに残した硬めの茹で上りの方が美味しいと思うし、この種の淡麗系スープであるならば白河ラーメンの平打ちの不規則な麺でも面白いと思われる。だがまぁ、郷に入らば郷に従えといったところか。その他のトッピングは細めでコリコリしたメンマ、海苔、多めにこんもり盛った青葱となる。
アサリごはん(深川飯風)
同時に頼んだサイドメニューがこちら。
お店データ
大阪麺哲
大阪市北区曾根崎2-10-27
電話:06-6232-8459
営業:11:30~14:30、
17:30~22:00(土日祝:~21:00)
定休:月曜(月曜祝日の場合、月火が連休)
最寄:大阪メトロ谷町線 東梅田2分、
大阪メトロ御堂筋線 梅田9分、
阪神 大阪梅田9分、阪急 大阪梅田12分、
JR東西線 北新地9分、JR大阪12分
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