そば香@妙蓮寺 |
まずは生ビール
生鮮品の買い物の前にはどこかでランチというのが週末のお約束なのだが、さすがこう雨が強いと遠くまで出掛けるのが億劫になる。では、往復の時間も節約できることだし、そのぶん地元でゆったり美味しいものを食べようと、ここにした。私は秋口に一人で来ていたが家内は随分と久し振りの訪店だった。13:00前くらいだったがかなり混み合っていてカウンタへ通された。
肴四品
以下、大きな写真の順に、軽くあぶって旨味をだした しめサバおろし添え、さつま揚げ、出汁巻玉子(ハーフ)、そして昨今あちこちで頼む長芋磯部揚げとなる。
※以上、メニューの原文ママ。
今回頼んだのは初物ばかりだが、特筆すべきは〆鯖、そして山芋。甘酢で短時間〆た鯖は身が半生ぷりぷり状態で、軽く炙ることにより鯖の甘味が浸出してたまらない美味。長芋は拍子木切りにしたものを3~4本束ね、板海苔で巻いて揚げたもので、磯部揚げというより天ぷらだ。これをピンク色の岩塩でいただく。この塩は刺激が殆どなく寧ろ甘く、長芋の風味と絶妙にマッチ。
ずっと以前、そば香が鴨屋そば香と名乗り、葛でとろみをつけた鴨せいろを唯一無二の看板として開業した初代店舗の頃はこんなにもメニューは豊富でなかった。もちろん酒のつまみ類は殆どなかった。その後順調に業績を伸ばし、あちこちに店舗を構えているが、本店では酒肴がかなり充実し、夜営業で愛顧する客は多いものと思われる。なんとも隔世の感があるのだ。
なお、生ビールが尽きたので店オリジナルの日本酒を冷で出してもらった。
鴨せいろ ご飯セット
二人ともオーダーしたのは開業当初からの看板、鴨せいろ。但し私はご飯セットだ。
以上に関しては詳述しない。当店に関する過去日記については、左側ナビゲーターのMy dishes -Sobaのカテゴリから遡及して探し、手繰ってご覧いただければと思う。数多く出て来るはずだ。相変わらずのクォリティと素晴らしい出来栄えに家内も私も感服。もちろん、ご飯と鴨汁とのマリアージュに関しては言うに及ばず。
お店データ
そば香 妙蓮寺本店
横浜市港北区菊名1-3-8 コーポ静河1F
電話:045-309-8546
営業:11:00~15:30、17:00~23:00
定休:不定休
最寄:東横線 妙蓮寺1分
今日の一曲
叙事詩カレワラを題材にしたシベリウスの傑作。実に荘厳かつ大規模な作品だ。初期の頃にはこの他にも火の起源など、カレワラを起源とする作品を多く書いている。演奏はロバート・スパーノ指揮アトランタ交響楽団&男声合唱団、ソリストはシャルロッテ・ヘレカント(Sop)、ネイサン・グン(Bari)。これは素晴らしい演奏だ。リリースは超高音質で著名なテラーク・レーベル。DSDレコーディングによる超絶的な音質が特徴だ。
(MusicArena 2007/5/17)
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