2019年 11月 19日
揚子江ラーメン 総本店@角田町 |
先週水曜のランチの様子。
ホテルから梅田のオフィスに向かう途中にはラーメン店が何店舗かあるが、営業中の姿を見たことがある店は少ない。道すがら揚子江ラーメンなる看板は結構目にしたので地元オフィスの人に聞いてみたところ、こちらは昭和中期に創業し、以来地元で支持されるチェーンの一つとのこと。


更にこの店では昔からワンタン麺が美味しいという話しも聞いた。JR大阪、大阪メトロ梅田駅から程近い大きな交差点にひっそり店を構えるこの総本店は地下にある。例によって正午までにはオフィスに戻れるよう11:30頃の到着。先客は少なく、横一列のテーブル席の奥に端に通される。メニューを眺めるとワンタンとチャーシューが両方トッピングされるスペシャリテ的な麺があったのでそれをオーダー。
待つこと3分ほどでオーダー品がサーブされた。

見た目は割と地味で、透き通った綺麗なスープに麺が泳がされ、トッピングのチャーシュー、そしてメインと思われるワンタンが底の方に沈んでいる。そこに湯掻いた春菊、もやし、青ネギの粗みじんが添え付けられているだけというシンプル極まりない出で立ちはとても意外であった。大阪イコールこってりという印象はこの時点であっさりと打ち破られてしまった。
澄明なスープを一掬い。これは鶏ガラ、あるいは鶏肉自体をじっくり穏健に煮出したものであり、白湯なみの濃厚な鶏風味がしっかりと抽出されている。しかし濁りが一切ない清湯に仕上がっている。そしてベースは繊細な薄塩。これはやられた。塩分が抑制されているけれども滋味深いので不足感は全くなく、逆に舌や喉に優しくて関東圏では殆ど見掛けないアプローチだ。
小型のワンタンは餡が硬めでコリっとしている。ほろりと崩れる肉餡が多いがこれは小型のミートボールといった風情で齧る感じでいただく趣向だろう。皮はちゅるちゅる美味しい。上に乗るチャーシューはロース部位をしっかりと煮た、いわゆる煮豚に分類されるもので、脂は完全に落ちていて鄙びた風情。昭和中期から後期にかけて街中華でよく見られたものだ。
ここのもう一つの特徴は麺だ。細い低加水ストレート麺で太さでいうと素麺よりかは太いものの通常細目とされるラーメンの半分程度の直径だろうか。稲庭うどんよりも細く、冷麦と同等あるいはちょっと太い程度。博多、長浜ラーメンと似た感じだがもうちょっと細いかもしれない。即席麺でいうならマルタイ棒ラーメンあたりか。但し、硬茹ででぽくぽくした感じ。
この程度の細麺、しかも硬茹ででなければこのスープの良さは生きない。これより太い麺だと繊細な鶏塩スープを殆どグリップ出来ないだろうし、だいいち食感で繊細なスープが負けてしまう。この細ストレート麺を束ねてリフトすると絶品スープをぐいっと持ち上げ、実に良い感じで絡む。後半は卓上の揚げ玉葱を投入。塩スープが深さと多元性を増し更に美味に。
意外なことに非常に繊細かつ淡麗なラーメンだった。今まで大阪の地場のラーメンは食べたことがなく、とても勉強になった。一つ言えることは、日本の食文化はとても多様で、それぞれの地で人々に愛される、それぞれのラーメンがしっかりと育まれているということ。
揚子江ラーメン 総本店
大阪府大阪市北区角田町1-20 フキヤビルB1F
電話:06-6312-6700
営業:10:30~23:00 (LO:22:45)
定休:木曜
最寄:各社線 大阪、大阪梅田、梅田 3~6分、
大阪メトロ谷町線 中崎町 4分
ミシェル・コルボ/シンフォニア・ヴァルソヴィア、ソプラノ=アナ・クインタンスによるフォーレのレクイエム 。MusicArenaはそれほど長い歴史を刻んでいるわけではないが、今まで聴いたフォーレ・レクの中では極度に傑出した、いわば不世出の名演奏、名録音である。これを超える演奏はそうそう出て来ないと思うし、事実これ以降、拮抗する出来栄えのものがリリースはされてはいるがこのコルボ盤を大きく凌駕する演奏には出会えていない。演奏も凄いが録音品質も傑出しており、MIRAREの中でも以後こんな凄い録音は余りない。
(MusicArena 2007/4/23)
ご覧の通り、ここ数週間はずっとスペシャルティ・コーヒーをいただいている。出張期間中だったので、その殆どを家内に飲まれてしまったが。




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大阪のラーメンとは・・
ホテルから梅田のオフィスに向かう途中にはラーメン店が何店舗かあるが、営業中の姿を見たことがある店は少ない。道すがら揚子江ラーメンなる看板は結構目にしたので地元オフィスの人に聞いてみたところ、こちらは昭和中期に創業し、以来地元で支持されるチェーンの一つとのこと。


更にこの店では昔からワンタン麺が美味しいという話しも聞いた。JR大阪、大阪メトロ梅田駅から程近い大きな交差点にひっそり店を構えるこの総本店は地下にある。例によって正午までにはオフィスに戻れるよう11:30頃の到着。先客は少なく、横一列のテーブル席の奥に端に通される。メニューを眺めるとワンタンとチャーシューが両方トッピングされるスペシャリテ的な麺があったのでそれをオーダー。
チャーシューワンタンメン
待つこと3分ほどでオーダー品がサーブされた。

見た目は割と地味で、透き通った綺麗なスープに麺が泳がされ、トッピングのチャーシュー、そしてメインと思われるワンタンが底の方に沈んでいる。そこに湯掻いた春菊、もやし、青ネギの粗みじんが添え付けられているだけというシンプル極まりない出で立ちはとても意外であった。大阪イコールこってりという印象はこの時点であっさりと打ち破られてしまった。
澄明なスープを一掬い。これは鶏ガラ、あるいは鶏肉自体をじっくり穏健に煮出したものであり、白湯なみの濃厚な鶏風味がしっかりと抽出されている。しかし濁りが一切ない清湯に仕上がっている。そしてベースは繊細な薄塩。これはやられた。塩分が抑制されているけれども滋味深いので不足感は全くなく、逆に舌や喉に優しくて関東圏では殆ど見掛けないアプローチだ。
小型のワンタンは餡が硬めでコリっとしている。ほろりと崩れる肉餡が多いがこれは小型のミートボールといった風情で齧る感じでいただく趣向だろう。皮はちゅるちゅる美味しい。上に乗るチャーシューはロース部位をしっかりと煮た、いわゆる煮豚に分類されるもので、脂は完全に落ちていて鄙びた風情。昭和中期から後期にかけて街中華でよく見られたものだ。
ここのもう一つの特徴は麺だ。細い低加水ストレート麺で太さでいうと素麺よりかは太いものの通常細目とされるラーメンの半分程度の直径だろうか。稲庭うどんよりも細く、冷麦と同等あるいはちょっと太い程度。博多、長浜ラーメンと似た感じだがもうちょっと細いかもしれない。即席麺でいうならマルタイ棒ラーメンあたりか。但し、硬茹ででぽくぽくした感じ。
この程度の細麺、しかも硬茹ででなければこのスープの良さは生きない。これより太い麺だと繊細な鶏塩スープを殆どグリップ出来ないだろうし、だいいち食感で繊細なスープが負けてしまう。この細ストレート麺を束ねてリフトすると絶品スープをぐいっと持ち上げ、実に良い感じで絡む。後半は卓上の揚げ玉葱を投入。塩スープが深さと多元性を増し更に美味に。意外なことに非常に繊細かつ淡麗なラーメンだった。今まで大阪の地場のラーメンは食べたことがなく、とても勉強になった。一つ言えることは、日本の食文化はとても多様で、それぞれの地で人々に愛される、それぞれのラーメンがしっかりと育まれているということ。
お店データ
揚子江ラーメン 総本店大阪府大阪市北区角田町1-20 フキヤビルB1F
電話:06-6312-6700
営業:10:30~23:00 (LO:22:45)
定休:木曜
最寄:各社線 大阪、大阪梅田、梅田 3~6分、
大阪メトロ谷町線 中崎町 4分
今日の一曲
ミシェル・コルボ/シンフォニア・ヴァルソヴィア、ソプラノ=アナ・クインタンスによるフォーレのレクイエム 。MusicArenaはそれほど長い歴史を刻んでいるわけではないが、今まで聴いたフォーレ・レクの中では極度に傑出した、いわば不世出の名演奏、名録音である。これを超える演奏はそうそう出て来ないと思うし、事実これ以降、拮抗する出来栄えのものがリリースはされてはいるがこのコルボ盤を大きく凌駕する演奏には出会えていない。演奏も凄いが録音品質も傑出しており、MIRAREの中でも以後こんな凄い録音は余りない。(MusicArena 2007/4/23)
先々週~今週の珈琲
ご覧の通り、ここ数週間はずっとスペシャルティ・コーヒーをいただいている。出張期間中だったので、その殆どを家内に飲まれてしまったが。




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by primex64
| 2019-11-19 00:00
| My dishes -Ramen
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